俳優でタレントのルー大柴が美人プロ小澤美奈瀬の教えのもと、15年ぶりのゴルフに挑戦。今回は、当時は存在しなかった「ストロングロフトアイアン」の打ち方を伝授してもらった!

15年でアイアンの常識も変化した

小澤:みなさんこんにちは、USLPGAティーチング会員の小澤美奈瀬です。今回もルー大柴さんをゲストをお招きしています。

画像: 美女プロ小澤美奈瀬がルー大柴にストロングロフトアイアンの打ち方を伝授!

美女プロ小澤美奈瀬がルー大柴にストロングロフトアイアンの打ち方を伝授!

ルー:どうも美奈瀬先生。ナイストゥーミーチューアゲインでございます。ルーでございます。今回は、私が得意だった7番アイアンの打ち方を教えてくださるということで、当時私が使っていたやつを持ってきたんですけれどね。

画像: 15年前ルーが使用していたアイアンは、パワービルト「MOMENTUM GA-1300」

15年前ルーが使用していたアイアンは、パワービルト「MOMENTUM GA-1300」

小澤:なんかちょっと“薄っぺらい”ですね。

ルー:ちょっと待ってくださいよ。私の顔を見ながら「薄っぺらい」ってどういうことなんですか、え。

小澤:違うの、違うの。今のアイアンと比べるとヘッドの厚みが全然、違うんですよ。それと今のアイアンはストロングロフトといって、ルーさんのと比べてロフト角度が立っているモデルもあるんです。

ルー:あ、本当だ。

小澤:ルーさんのアイアンは多分30度くらいあるんですけど、このMグローレアイアンは27度。最新の7番アイアンは15年前の5番アイアンのロフトになっているんです。

画像: Mグローレのロフト角は27度。15年前で言えば5番アイアン相当のロフト角だ

Mグローレのロフト角は27度。15年前で言えば5番アイアン相当のロフト角だ

ルー:なるほど。だから無理に力を入れなくても飛ぶんでございますね。

小澤:そうなんです。じゃあ今日は、この厚みを生かしたような打ち方をしていきたいと思います。

ルー:よろしくお願いします。

小澤:打つ前に、右手のグリップが少し内側を向いているウィークグリップになっているので、真っすぐスクェアなグリップにしましょう。そしてこの右手の親指と人差し指の間に出来たシワ(線)の部分が右耳を差すような感じでクラブを握ります。

画像: グリップ時、右手に親指と人差し指の間にできるシワが右耳を差すポジションで握ろう

グリップ時、右手に親指と人差し指の間にできるシワが右耳を差すポジションで握ろう

ルー:え、でもなんで変えるんですか?

小澤:今見てきたように15年前のルーさんのアイアンは、ヘッドが小さくて薄いです。シャフトの性能も今より良くないので、自分で一生懸命打たないと飛んで行かないんですね。だからグリップをウィークに握り、手のローテーションを多少入れていく打ち方でボールを飛ばしたり上げたりしていたんです。でもヘッドも大きくてフェースも厚い今のアイアンは、それよりややローテーションを抑えた形で、しかも厚く当てていきたいので、前よりも少しだけ左手をかぶせて右手を開いてスクェアグリップにしてもらいます。これで普通に打てば、球も上がってくれて飛距離も出ると思いますよ。

ルー:わかりました。じゃあちょっと打ってみます。

――さっそくMグローレアイアンを手に取るルー。打球は大きく右に出て46ヤード。

ルー:うーん、芯に当たってないような感じがするなぁ。

――なかなか打点が安定しないルーに、小澤がアドバイス。

小澤:スウィングを安定させるには、連続素振りが有効です。アイアンの場合は地面を擦るように振るのがポイント。練習場のゴムティをターゲットにするのもいいですね。

ルー:なるほど。

小澤:それに加えて今度は小さな動きで当ててみましょうか。まずは、クラブヘッドの動きが両ひざの高さまでで収まるくらいの振り幅で振ってみましょう。振り幅を小さくすることでスウィングがコンパクトになり、ミート率がアップします。

画像: 振り幅を抑えてミート率を高め、ボールを芯で捉える感覚をつかもう

振り幅を抑えてミート率を高め、ボールを芯で捉える感覚をつかもう

ルー:ひざから、ひざ。なるほどこういう感じですね。

小澤:そうです。では今度は腰から腰に振り幅を少し伸ばしてみましょう。

――振り幅を抑えたスウィングで60ヤード飛ばすルー。さらなる飛距離アップを目指し、美奈瀬が次なるドリルをルーに提案する。

小澤:今度は、リズムをイメージしていきましょう。「イチ、ニ、サン」のリズムです。構えた時にイチ、上げる時にニー、打つ時にサンでやってみてください。

ルー:ああ昔ね、「チャー、シュー、メン」なんて言っていましたけど。

小澤:そうですそうです! じゃあそれでいってみましょうか。

――「チャー、シュー、メン」の掛け声に合わせて打つルー。結果は76ヤード、飛距離アップに成功!

小澤:良い感じです!

ルー:じゃあ今度はね、掛け声を「もやしそば」でいきたいんです。あ、それだとちょっと合わないので、天津麺でいきます。「テン、シン、メン」。どうでしょうか。

小澤:OK、それでいきましょう!

――結果は69ヤード。

ルー:あー、ちょっと違うかぁ。もう一回! ちょっと悔しい。

――そしてついに、この日最長飛距離の93ヤードをマーク!

ルー:やっぱりね、カーンっていい音が鳴るとすごい気持ちいいですよね。これがゴルフの醍醐味なんじゃないかと私は思います。

小澤:爽快感がありますよね~。

ルー:よく、人生はマウンテンありバレーありって言うんですけど、ゴルフでも同じですよね。空振りしたりチョロしたりするとすぐ帰りたくなっちゃうけど、スパーンと打てて「ナイショッ!」なんて言われるとね、もう本当にやっててよかったなって思いますよ。まあ一度やめてしまったんですけどね。

小澤:いやいや、これからですよ! やはりゴルフってイメージが凄く大事ですからね。「腰から腰」という具体的な振り幅だったり、「テン、シン、メン」というリズムだったり、常にイメージを描きながら練習してくださいね。

ルー:オフコース。頑張ります。

撮影協力/104ゴルフアカデミー 衣装協力/ブリヂストンゴルフ

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