“ウイルス”なのに飛ばしに効く
コンペでドラコンをとった友人が、スピーチで「ウイルスに感染したら飛距離が伸びました」とご機嫌だった。同伴者以外全くウケなかったが、帰りのクルマの中で、理由がわかった。東京タワーをデザインモチーフにした「ウイルスコンポ」というシャフトに替えたらしい。
自分も感染してみたいと思い試打してみた。厳選された純国産素材と金属シートを絶妙のバランスで融合させ、精密に裁断されたシートを熟練の職人が丁寧に時間をかけて加工しているだけあって、フィーリングは抜群だ。
シャフトの先端と手元の適所に金属を絶妙に配合するダブルカウンター製法により、振りやすくミート率が高まり、またヘッドスピードもアップ。「PET設計」なる新製法を駆使して、重心を従来よりも40ミリ先端側に移動することで、超先調子にすることに成功した。結果、初速と、つかまりを飛躍的に向上させたそうだ。
難しいことはさておいて、ウイルスに感染したおかげで、ドライバーが絶好調。今まで、打ち急ぎすぎる、タメが作れない、ボールがつかまらない、と言われ続けた弱点が解決してしまった。ゴルフ仲間に感染者が増えたおかげで、コンペでドラコンを取るのが難しくなったが、「スウィングよくなったんじゃない?」と言われることが増えた。
飛距離も凄いが、このシャフト、私のダメなスウィングを正しく導いてくれている気がする。ウイルスという名前なのに、私のダメなスウィングのワクチンにもなってくれる。
ちなみにこのメーカー、ワクチンコンポというシャフトも人気らしい。感染すると飛距離アップして、スウィングを治療してくれるシャフト。ワクチンも用意されているので、怖がらずウイルスに感染してみてはいかがだろう。
グラビティ ウイルスコンポを2名に
今週紹介の「グラビティ ウイルスコンポ」を抽選で2名様にプレゼント。週刊ゴルフダイジェスト連動企画「ネクストブレイク ゴルフグッズ&ギア」、気になる人は本誌もチェックしてみよう。応募は下のバナーより。
※ここで提供いただく個人情報は商品発送のほか、弊社ゴルフ関連情報のご案内に使用させていただく場合がございます。
撮影/三木崇徳、文/田島基晴