ボールが思うように上がらなかったので、調整機能を使ってクラブのロフトを変更した。すると同伴者から、「性能を変えたらそのクラブは使えなくなる」と指摘されたので、慌てて元に戻した。打つ前に戻したけど、これってセーフ? アウト?
画像: 「うーん、なんだか球が上がらないわ」

「うーん、なんだか球が上がらないわ」

朝イチのティショットだからか、体が思うように回らず……。「う~ん、なんだか球が上がらないわね」

画像: 「そうだ! ロフトを寝かせてみよう」

「そうだ! ロフトを寝かせてみよう」

「いいこと考えたわ。ドライバーのロフトを寝かせて、高く上がるように調整したらいいかもしれない!」

画像: スポッ!! 「あ!」

スポッ!! 「あ!」

「さっそく取っりかかろうっと」カチャカチャ、スポッ!「あ、ちょっと待って!! ラウンド中に性能を変えちゃダメよ」

画像: 「そうだった! 元に戻すわ」

「そうだった! 元に戻すわ」

ラウンドの途中でクラブのロフトを変更したが、すぐ過ちに気づいて元に戻した。この場合の処置は?

朝イチで体が回らないためか、ボールが思うように上がらない。そこで、調整機能を使ってロフトを変更することにした。それを見た同伴者から、「クラブの性能を変えたらそのクラブは使えなくなってしまう」と指摘されたので、元に戻せば使用できると主張した。

  • ロフトを変えた時点で違反なので、不使用宣言をしなければならない
  • 打つ前に元に戻せば問題ない
  • ロフトを変えた時点で違反なので、不使用宣言をしなければならない
    51
    2850
  • 打つ前に元に戻せば問題ない
    49
    2719

正解は、「元に戻せば無罰」。ラウンド中、調整機能を使用して性能を故意に変えたクラブでストロークを行うことは禁止されている。旧ルールでは、性能を変更した時点でペナルティが科せられたが、新ルールでは、変更したクラブでストロークを行う前に、調整機能によって元の状態に復元されたときは罰はなく、引き続きそのクラブを使用することができる(規則4-1a)。

週刊ゴルフダイジェスト11/12号「ゴルルと新ルール。」より(監修・小山混、撮影・増田保雄)

This article is a sponsored article by
''.