1992年生まれ、神奈川県出身の堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)。ワンピースのスウィングから放たれる精度の高いショットが魅力。2019年は日本ゴルフツアー選手権で初優勝を果たし、現在賞金ランキング7位(11月10日現在)。そんな彼の選んだ14本のクラブとは?

「クラブは、気に入ったものは替えたくない!」

2019年は日本ゴルフツアー選手権でメジャー初タイトルを獲得。日本オープンでも、優勝こその語がしたものの2位タイに入るなど成長著しい堀川未来夢。彼のクラブに対するこだわりは、「気に入ったものは替えたくない」だ。

「ドライバーやフェアウェイウッドのソールを見てもらうとかわりますが。かなり使い込んでいます。自分が気に入ったものはあまり替えたくないタイプなんです。それでも、今年に入って替えたのが7番ウッドです」

ユーティリティを1本抜いて、7番ウッドをチョイスした理由は、グリーン上でのボールの止まり方にこだわったから。

「ツアー選手権から投入しました。3番のユーティリティと4番のユーティリティの距離の差がそれほど作れていなくて、それで7番ウッドを入れました。高さがもう少しほしかったのと、距離が長いパー3で使いたかった。高さが出るので、グリーンで止められます」。

画像: 7Wの投入で、距離の階段をきっちり作られるようになった。3W・5W「テーラーメイド M4」、7W「ブリヂストン ツアーB JGR」

7Wの投入で、距離の階段をきっちり作られるようになった。3W・5W「テーラーメイド M4」、7W「ブリヂストン ツアーB JGR」

ZOZOチャンピオンシップにも滑り込みで出場し、様々な刺激を得たという堀川。自分に足りないもの、必要なものをクラブで補完するという意味では7番ウッドの投入も納得できる。勝負の終盤戦で堀川のプレーに注目したい。

週刊ゴルフダイジェスト11/26号「pro's spec」より。撮影/姉崎正

【堀川未来夢の14本】
1W:ブリヂストン ツアーB XD-3プロト(9.5度、ツアーAD PT-7、硬さ:X)
3W・5W:テーラーメイド M4(15度・18度、ツアーAD PT-9、硬さ:X)
7W:ブリヂストン ツアーB JGR(21度、ツアーAD PT-9、硬さ:X)
UT:ブリヂストン J15HY(23度、DGツアーイシュー、硬さ:X100)
5I~PW:ブリヂストン ツアーB X-CB(DGツアーイシュー、硬さ:S400)
AW・SW:ブリヂストン XW-F(52度・58度、DGツアーイシュー、硬さ:X100)
PUTTER:テーラーメイド スパイダーツアー

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