勝手にしなる魔法のシャフト
先日、シングルさんに「君はシャフトのしなりを使えていないね」と言われた。確かに体格の割に飛距離が出ないのは悩みだが、シャフトのしなりってなんなのだろうか。
シャフトは切り返しでしなり、インパクトでしなり戻る。その力をうまく使えば、非力でも飛ばせるという“理屈”は知っている。釣り竿ぐらいシャフトがしなればわかりやすいが、私のシャフトはそんなにしなってくれない。
そんな時、このシャフト、デザインチューニング『メビウスEQ』に出会った。振った瞬間驚いた。生まれてはじめてしなりで飛ばせた気がしたのだ。シャフト自らが自然に最適なタイミングでしなり、抜群のタイミング(まさにジャストインパクト!)で戻ってきてくれるから、しなるのに曲がらない。
シャフトがしなると曲がると言われ、それを信じていたのだが、この『メビウスEQ』は飛んで曲がらない。このシャフト、好評だった前作の動的剛性理論(スウィング時に発生するシャフトの各部の変化量を測定しそれにあわせて設計する理論)をさらに進化させ、マルチフレックスを継承し、先端部と手元部を高剛性に仕上げながらシャフト中間部はしなやかさを持たせている。
シャフトが自動的にしなるので、ヘッドスピードがアップし、最新へッドの性能を最大限に引き出す。加えて、高価なPAN系プリプレグと航空宇宙グレードの高強度繊維を贅沢に使用し、余分な振動を排除したおかげで、しなるのに方向性と正確性はすこぶる良い。
軽量でしなるシャフトというのは当たり負けしやすいものだが、シャフトがタイミングを教えてくれるので、強いインパクトになり飛距離が伸びる。明日は、「しなりが使えないね」と言われたシングルさんと直接対決。しなりを使いこなす姿を見せつけられると思うと、今夜は興奮して寝られないかもしれない。
デザインチューニングメビウスEQを4名に
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撮影/三木崇徳、文/田島基晴