パットがまさかのミスヒット! 打った球がカップのフチを回って、偶然自分の足に当たってしまった。こんなときってどうすればいいんだっけ?
パーパットは、ショート気味……。「あ~、止まっちゃった!」「う~ん、あと一歩! 惜しい!!」
「この距離なので、先に入れさせてもらうわね。お先です!」「はーい、どうぞ~」
「うそー! ミスヒットしちゃったみたいで、ボールがカップに蹴られて戻ってきちゃった! しかも私の足に当たったんだけど……」
グリーン上で打った球が、偶然自分の足に当たったらどうなる?
パーパットはわずかにショート。先にタップインしようとしたところ、まさかのミスヒット……。ボールはカップのフチを回って、なんと自分の足に当たってしまった! 今度は外さないようにと慎重に打とうとしたのだが――。
正解は、「無罰でリプレース」。旧ルールでは、プレーヤーがグリーン上でストロークした球がプレーヤー自身によって偶然方向を変えられた場合、1打罰であるがままに打つ必要があった。しかし新ルールでは、グリーン上で打った球が自分に当たった場合、そのストロークはカウントせず、元の箇所にリプレースしなければならない(規則11・1b 例外2)と定められた。
週刊ゴルフダイジェスト12/24号「ゴルルと新ルール。」より。監修・小山混、撮影・姉崎正