本間ゴルフが米国でニューモデル「TR20」を発表した。TR20 460とTR20 440のふたつのドライバー、ふたつのアイアンを中心としたシリーズのようで、契約プロのジャスティン・ローズが思わず「Badass(超カッコいい)」とつぶやいたという、なんともスタイリッシュなクラブだ。どのようなクラブなのか、情報を探った。
badass=超カッコいい
「badass」は「bad=悪い」と「ass=お尻」を組み合わせたスラングで、一見すると悪い意味の言葉だが、それが転じて日本語でいう「超カッコいい」「ヤバい(いい意味で)」といった使われ方をする言葉。ジャスティン・ローズがTR20を手にして、まず口にしたのがこの「badass」という言葉だったそうだ。
それもそのはずで、今回のTR20ドライバーは、従来の本間ゴルフのイメージを大きく変える、外ブラ的なデザインとなっている。チタンのフレームに、カーボンクラウンとボディを複合させ、3つの可変ウェートを搭載したその姿は、低重心、大慣性モーメントが“当たり前”のイマドキ外ブラドライバー的なルックスと言えそう。
なにぶんにも日本未発表で、仮に日本でも発売されるとしても仕様が異なる可能性は存在するが、TR20には460と440のふたつのヘッドサイズがある。ローズはすでにTR20 460を実戦投入しているという。今週は、昨年本間ゴルフとの契約を発表した直後のタイミングで勝利を挙げたファーマーズインシュランス・オープンなので、注目だ。
さて、TR20にはアイアンシリーズもある。発表されているのTR20PとTR20Vの2機種だが、ローズはいわゆる“ローズプロト”的なアイアンを使用しているようで、それは夏頃の発売になるようだ。
本間ゴルフの新しい「TR20」、日本でのリリースもあるか、注目だ。