1990年生まれ、大阪府出身の小鯛竜也(こだい・たつや)。2017年のマイナビABCチャンピオンシップでツアー初優勝。甘いマスクで多くのファンを魅了している。2020年は「最低でも優勝」を目標に掲げる。そんな彼の選ぶ14本のクラブとは?

「クラブで大事なのは、やっぱり顔の良さ」

2017年のマイナビABCチャンピオンシップでツアー初優勝を飾ってから2年。優勝から遠ざかっている小鯛だが、復活優勝に向け、クラブにはこだわりが詰まっている。そんな古代のこだわりは、「顔の良さ」と「14本の流れ」だ。

「クラブで大事なのはやっぱり顔の良さですね。構えたときにストレスを感じないことが大事だと思っています。そういった意味ではこのドライバーは構えたときに弾道のイメージが湧いてくるので、とてもいいです。さらに、顔だけでなく飛距離面も打感も良くて悪い箇所がありません。
あと僕が大事にしているのは、14本の『流れ』です。どのクラブも同じように振りたいと考えています」

流れも重要だと話す小鯛は、5番と6番で違うモデルのアイアンを入れている。
「長いクラブでストレスを感じないことが大事です。だから4番と5番は少しやさしめのMP-66 、6番以降はマッスルバックにしています。ドライバーからの流れもよくて、今の組み合わせにはとても満足しています」

ツアーでも中堅になる小鯛。感覚を生かせる14本を武器に、ツアー2勝目に挑む。

画像: 小鯛竜也の「14本の流れ」を重視したクラブセッティング

小鯛竜也の「14本の流れ」を重視したクラブセッティング

【小鯛竜也の14本】
1W:ミズノプロ モデルE(8.5度、ディアマナ ZF(70)、硬さ:TX)
3W:テーラーメイド M2ツアー(13.5度、ディアマナ D、硬さ:TX)
UT:ピン G400(17度、プロジェクトX HZRDUS ブラック、硬さ:6.5)
UT:ミズノ MP-H4(21度、プロジェクトX HZRDUS ブラック、硬さ:6.5)
4I・5I:ミズノ MP-66
6I~9I:ミズノMP-5
PW:ミズノ T7(プロジェクトX、硬さ:6.5)
AW:ミズノ T7(52度、プロジェクトX、硬さ:6.5)
SW:ミズノ S18(58度、プロジェクトX、硬さ:6.5)
PUTTER:オデッセイ ヴァーサ Xライン CS

週刊ゴルフダイジェスト2/11号「pro's spec」より。撮影/大澤進二

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