セカンドショットの精度を上げることが課題
活躍が期待されるプラチナ世代のなかでも、その中心にいる吉田優利。ショット力の高さが武器ではあるが、プロとして活躍するために核となるクラブは? と聞くと「アイアンです!」と即答した。
「スコア的な部分ではパターが大事なクラブになると思いますが、私の場合は今の課題という意味も含めてアイアンです。セカンドショットの精度を上げることが活躍するために必要だと感じています」
では、どんなクラブが吉田にとっていいクラブなのか?
「大事にしているのは顔です。構えたときに自分にとってしっくりくるかどうかが一番大事。アイアンで言えば、『無理をしなくても球が上がる』ことがイメージできるもの。あとは打ってみて、打感や弾道を見て、数値がよければそれを使います。気をつけているのは難しいクラブを使わないこと。アマチュアの頃は、やさしすぎるクラブを使うのはよくないと言われていたのですが、プロの試合で感じるのはやっぱりプロでもやさしいクラブを使うべきだということです」
ルーキーとは思えない芯の強さを感じる吉田の活躍に期待したい。
週刊ゴルフダイジェスト4/7号「pro's spec」より。撮影/大澤進二
【吉田優利の14本】
1W:ブリヂストン ツアーB JGR(10.5度、スピーダー569 エボリューションⅤ、硬さ:S)
3W・5W:テーラーメイド グローレF(16度・19度、スピーダー569 エボリューションⅢ、硬さ:S)
UT:ブリヂストン ツアーB XD-H(21度・24度、アッタスFW IPブルー、硬さ:S)
5I~PW:ブリヂストン ツアーB JGR HF-2(KBSツアー90、硬さ:S)
AW・SW:ブリヂストンツアーB ウェッジ XW-F(52度・58度、KBSツアー90、硬さ:S)
PUTTER:オデッセイ オーワークス ブラック #2W