昨年から替えたクラブはドライバーと3番ウッド
2019年は2位が2回、トップ10には7回入るものの優勝がなかった時松隆光。そんな時松が、勝つために重要なクラブに上げたのが、2本のユーティリティだ。
「自分は距離が出るほうではないので、ロングショットの精度がスコアメークのカギになります。パー5や距離の長いパー4のセカンドショット、パー3のティショットなど使用頻度はかなり高いですね。ロングアイアンと違って、球が上がりやすくグリーンで止められることが使用している理由です。3番、4番アイアンの替わりにユーティリティを入れています」
距離が長いコースではユーティリティでグリーンに乗せる、もしくはグリーン周りまできっちりもっていく。「そこまでくれば持ち味のアプローチを活かすことができる」と時松は話す。
時松が昨年から替えたクラブはドライバーと3番ウッド。とくに今回のドライバーは打音がいいとお気に入りだ。
「前に使っていたモデルは音が鈍かった。それがダメというわけではないのですが、今回のモデルのほうが、打音が高くて飛んでいる感じがします。振っていて気持ちがいいんです」
新選手会長として二足のわらじを履く時松の活躍に期待したい。
週刊ゴルフダイジェスト4/28号「pro's spec」より。撮影/増田保雄
【時松隆光の14本】
1W:ミズノST200X(10.5度、ツアーAD MJ-6、硬さ:X)
3W:キャロウェイ マーベリック(15度、ツアーAD F-65、硬さ:S)
5W:ミズノプロ FWプロト(18度、ツアーAD F-75、硬さ:S)
3UT・4UT:ミズノ GX UT(21・23度、ツアーAD U-95、硬さ:S)
5I~PW:ミズノ MP-66(NSプロ プロトタイプ、硬さ:S)
AW・SW:ミズノプロ S18(51度・58度、NSプロ プロトタイプ、硬さ:S)
PUTTER:オデッセイ プロトタイプ ix #1