アイアンのシャフトを替えて調子上向き!
昨年2019年は賞金ランク31位と、本来の調子を出せないままシーズンが終わってしまった小田孔明。しかし、オフにしっかりと準備を整え、地方オープンの「宮崎オープン」で優勝するなど、開幕に向けて準備万端だった。
「仕方のないことですが、こういう調子のいいときに限って、試合がないんですよね(笑)。よくなった要因のひとつは、アイアンのシャフトをカーボンに替えたこと。カーボンシャフトに対して、最初はあまりプラスのイメージがなかったのですが、実際使ってみるとかなりしっかりしていて驚きました。スチールよりも楽に高さが出せて、振り心地はスチールと遜色がなかった。加えて、ヘッドの抜けもよかったので、思いきって替えることにしました」
4番と5番はキャビティタイプのアイアンで、その下はマッスルバックタイプ。マッスルバックはとにかくヘッドの抜けがいいのが利点だと言う。
「今、新しいアイアンも試していますが、それもマッスルバックです。スパッと抜ける感覚がやっぱりほしいんです」
今年から新しく使い始めたドライバーも好感触で、いつでも試合ができる状態が整っている。早くあの切れ味鋭いパンチショットを試合で見たいものだ。
週刊ゴルフダイジェスト5/12・19合併号「pro's spec」より。撮影/三木崇徳
【小田孔明の14本】
1W:ホンマ TR20 440(9.5度、テンセイCKプロ オレンジ、硬さ:X)
3W・5W:ホンマ TW747(15度・18度、スピーダー757 エボリューション、硬さ:X)
UT:ホンマ TW747(22度、VIZARD IB、硬さ:X)
4I・5I:TW737 Vs(VIZARD IB-WF 100X、硬さ:X)
7I~9I:ホンマ TW-MB ローズプロト(VIZARD IB-WF 100X、硬さ:X)
PW:ホンマ TW ウェッジ(モーダス3 システム3 ツアー125、硬さ:X)
AW・SW:ホンマ TWウェッジ(52度・57.5度、モーダス3 システム3 ツアー125、DG ツアーイシュー、硬さ:X)
PUTTER:オデッセイ ミルドコレクション SIX プロト