1996 年生まれ、福岡県出身の三ヶ島かな(みかしま・かな)。2019年は賞金ランク24位でシードを獲得。初優勝が期待される選手の一人だ。2020年からは渋野日向子を指導している青木翔コーチに師事する。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

ドライバーのシャフトを“R”から“SR”にしてタイミングが合うように

ツアー初優勝が期待される三ヶ島かなだが、2019年シーズンは好不調の波が激しいのが悩みだった。そこで、スウィング改造に取り組むとともに、クラブもマイナーチェンジを施した。

「オフにクラブを振り込んだ効果か、ウッド系のクラブで、スウィングのタイミングが合わなくなってきました。そこで、シャフトを“R”から“SR”に替えました。タイミングが合ったのはもちろんですが、スウィングをしたときに、クラブ(ヘッド)の位置より意識できるようになりました」

画像: 見た目と振り心地を重視するドライバー「ブリヂストン ツアーB JGR(10.5度)」

見た目と振り心地を重視するドライバー「ブリヂストン ツアーB JGR(10.5度)」

三ヶ島は、決して飛ばし屋ではない。本人も「2打目の精度を上げることが、安定した成績を残すためには絶対に必要」と話す。だからこそ、ユーティリティには強いこだわりを持つ。

画像: ピンのユーティリティは構えた瞬間ビビッときた運命の一本。構えただけでナイスショットを予感させてくれる。UT「ブリヂストン J15HY」(21度)、「ピン G410」(22度・26度)

ピンのユーティリティは構えた瞬間ビビッときた運命の一本。構えただけでナイスショットを予感させてくれる。UT「ブリヂストン J15HY」(21度)、「ピン G410」(22度・26度)

「クラブを選ぶときは、とにかく顔が大事です。そして、一度気に入ったらなかなか替えないタイプです。ユーティリティはとくに顔の見え方が難しいクラブですが、今使っているクラブは、クラウンがマットでシャープに見える。構えていて本当に気持ちよくて、すぐ気に入りました」

新しくしたスウィングにクラブの性能がマッチすれば、初優勝は近い。

週刊ゴルフダイジェスト6/2号「pro's spec」より (撮影/三木崇徳)

画像: ドライバーのシャフトを“R”から“SR”にしてタイミングが合うように

【三ヶ島かなの14本】
1W:ブリヂストン ツアーB JGR(10.5度、スピーダー569 エボリューションⅤ、硬さ:SR)
3W・5W:ブリヂストン ツアーB JGR(15度・18度、スピーダー569 エボリューションⅤ、硬さ:SR)
UT:ブリヂストン J15HY(21度、MCH(60)、硬さ:R)
UT:ピンG410(22度・26度、スピーダーエボリューションⅡ FW、硬さ:S)
6I~9I:ブリヂストン ツアーB X-CB(MCI(70)、硬さ:R)
PW:ブリヂストン ツアーB XW-1(モーダス105、硬さ:S)
AW:ブリヂストン ツアーB XW-B(50度、モーダス105、硬さ:S)
SW:ブリヂストン ツアーB XW-B(58度、DGツアーイシュー、硬さ:S200)
PUTTER:オデッセイ ホワイトライズ#1 SH

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