1996年生まれ、茨城県出身の星野陸也(ほしの・りくや)。2018年のフジサンケイクラシックでツアー初優勝を遂げる。186センチの長身から放たれるドライバーショットが最大の武器。そんな彼が選んだ14本のクラブとは?

クラブをあまり“替えない男”の強いこだわり

2018年に初優勝を遂げ、2019年も優勝を果たした星野陸也。着実に実力をつけ、ツアーを代表する選手になりつつあるが、クラブはあまり替えるタイプではないと本人は話す。その理由は「今の14本がベストだと考えているから」だ。

「ドライバーはヘッドサイズが小さいものを、フェアウェイウッドも違うモデルを試しました。でも、替えるまでには至りませんでした。自分がクラブを選ぶときのポイントは、まずはフェースの向きです。自分にとって、真っすぐ構えられるかどうかがいちばん大事。次にクラブ全体で見たときに違和感がないか。これは感覚的な話ですが、しっくりこないとその時点でダメです。最後は打ったときのスピン量です。スピンが少なくて、棒球になるのはあまり好きじゃありません」

画像: 目標に対して真っすぐ構えやすい。ドライバー「スリクソン Z785」(9.5度)

目標に対して真っすぐ構えやすい。ドライバー「スリクソン Z785」(9.5度)

現状の14本のなかで、替える可能性があるとすれば52度と59度の間にもう1本入れることだ。

「プロに入ってからずっと入れたいとは思っているのですが、どうしても抜くクラブが見当たらなくて。ただ、ウェッジにはかなりこだわりがあります。ソールが滑りすぎないで、多少芝を噛む感覚が出るのもいい。微妙な感覚なのですが、今のウェッジにはそれがあるので使い続けています」

星野は決してクラブを替えたくないというわけではなく、新しいクラブは積極的にチャレンジしている。そのなかで、つねにベストな14本で戦っているのだ。

画像: クラブをあまり“替えない男”の強いこだわり

【星野陸也の14本】
1W:スリクソン Z785(9.5度、クロカゲXT、硬さ:X)
3W:テーラーメイド M2ツアー(16.5度、クロカゲXT、硬さ:TX)
5W:スリクソン Z-TX(18度、ディアマナアヒナ70、硬さ:X)
3I:スリクソン Z585(ダイナミックゴールド、硬さ:X100)
4I~PW:スリクソン Z945(ダイナミックゴールド、硬さ:X100)
AW・SW:クリーブランド RTX-3(50度・59度、ダイナミックゴールド、S400)
PUTTER:オデッセイ ホワイトライズiX #3SH

週刊ゴルフダイジェスト6/9号「pro's spec」より(撮影/大澤進二)

画像: 週刊ゴルフダイジェスト 2020年6月9日号 開幕が待ち遠しい日本ツアー。今季も注目・原英莉花のスウィング分析からスタートする今号。巻頭カラーレッスンは、渋野日向子も実践している「10ヤードアプローチ」の練習法をクローズアップ。スウィングづくりや寄せ技の上達にどのように役立つのかを探っています。レッスンでは「練習場 隣のシングル100球のレシピ」にもご注目。他にも「ゴルフ力上昇ウォーキング」「追跡ドキュメント・大型ヘッドドライバー天下分け目の戦い(前編)」「クラブ・シューズ ぴかぴか長持ちメンテ術」がラインナップ。「ゴルフ知識が試されるゴルフQUIZ コース編」も楽しみですね。(紙雑誌と一部紙雑誌と内容が違う場合があります。ご了承ください) www.amazon.co.jp

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