セカンドショットをミスし、バンカーのへりに球が埋もれてしまった。このままでは打てなさそうなので、アンプレヤブルを宣言して救済を選択。そこでバンカー内へのドロップを選択したところ、同伴者からNGの指摘を受けてしまった……。

「あ、短いかも……? お願い、バンカーを越えてー!」
セカンドショットは、どうやらショート気味。「うわー、バンカーは越えてほしいんだけどな~」

「何これ~」「すごいところに止まったわね」
「ギリギリのところに止まっているわね」「ほんと! でも、これはちょっと打つのが難しそうね」

「うまく打つ自信がないので、アンプレを宣言したほうが良さそうね」
「アンプレを宣言するわね。えーっと、どこからが打ちやすいかしら……」

「ピンとボールを結んだ後方延長線上に……」「バンカーの外のボールはバンカーの外にドロップしなくちゃダメでしょ?」
バンカーの外にある球をアンプレにして救済を受ける際、バンカーの中にドロップすることは認められる?
セカンドショットがショートしてバンカーのヘリに球が埋もれてしまった。そこでアンプレを宣言して救済を受けることにしたが、「バンカーの後方は左足下がりの嫌なライだし、バンカーのほうがスピンがかかる」と、バンカー内にドロップしようとしたところ……。
正解は、「認められる」。
プレーヤーはペナルティエリア以外、どこでもアンプレにできる。ペナルティエリア以外でアンプレにした球は、①前打位置から打ち直し②ホールと球を結んだ後方延長線上の救済エリアにドロップ③球から②クラブレングスの救済エリアにドロップ から選ぶことができるが、救済エリアはどのコースエリアでもいい(規則19・2)。
週刊ゴルフダイジェスト7/14号「ゴルルとルール。2020」より。監修・小山昆、撮影・岡沢裕行
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