パー3のティショットはグリーンオンまであと一歩のカラーに。しかし、打ち出し方向のカラーの上に、バンカーから飛び出した砂が盛り上がっていた! 邪魔なので手で砂を払いのけたところ、同伴者から、2打罰を指摘されてしまった。
画像: 「あ、ちょっと左かも? お願い、バンカーは越えて!」

「あ、ちょっと左かも? お願い、バンカーは越えて!」

パー3のティショット。「飛距離は読み通りだったけれど、ちょっと方向が微妙かも!」

画像: 「バーディも狙えますよ!」「よかった~、これならパターで打てそうね」

「バーディも狙えますよ!」「よかった~、これならパターで打てそうね」

ボールは惜しくもカラーに。「これなら、パターで打てそうね。さあ、バーディ狙うわよ!」

画像: 「あら? ボールの前に砂があるわね……」

「あら? ボールの前に砂があるわね……」

画像: 「邪魔だから、これ払っていいわよね」

「邪魔だから、これ払っていいわよね」

画像: 「よし、これでOKね!」「ちょっと、先輩! グリーン以外で砂を払ったから2打罰ですよ」

「よし、これでOKね!」「ちょっと、先輩! グリーン以外で砂を払ったから2打罰ですよ」

ボールの打ち出し方向のカラー上にある砂は、手で払いのけてもいい?

パー3のティショットはなんとかバンカーを越えてグリーン手前に。行ってみるとパターで打てるライだったが、打ち出し方向のカラーの上に、バンカーから飛び出した砂が盛り上がっていた。そこで手で砂を払いのけたところ、同伴者から2打罰を指摘されてしまった。

  • 払いのけていい
  • プレーの線の改善で2打罰
  • 払いのけていい
    59
    1979
  • プレーの線の改善で2打罰
    41
    1363

正解は、「プレーの線の改善で2打罰」。
パッティンググリーン上で砂やバラバラの土を取り除くことは認められている(規則8・1b)。しかし、砂やバラバラの土はルースインペディメントではなく(定義)、ジェネラルエリアでは取り除くことはできない(規則8・1b)。カラーはパッティンググリーンではなくジェネラルエリアなので、砂を取り除くとプレーの線の改善で2打罰。

週刊ゴルフダイジェスト7/21号「ゴルルとルール。2020」より(監修・小山昆、撮影・岡沢裕行)

This article is a sponsored article by
''.