1997年生まれ、宮崎県出身の脇元華(わきもと・はな)。GMOインターネットと新しく所属契約を結び、ツアー初優勝を目指す。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

ウィークポイントでもある飛距離面を強化中!

ツアー初優勝を目指す脇元華。現在スウィング改造に取り組み中で、自らもウィークポイントだと話す飛距離面での強化をはかっている。クラブに関しても飛距離を重視するのかと思いきや、そこには彼女なりのこだわりがあった。

「私がクラブに求めるのは安心感と安定感です。もちろん楽ということもキーワードになりますが、スウィングする上ので安心感と、結果における安定感が高いことが私にとっての“楽さ”につながると感じています」

そんな脇元が絶賛しているのが今季から使用しているテーラーメイドのSIM MAXだ。

「率直にめちゃくちゃいいです。スピン量は多すぎず少なすぎずで、落下してからのランも適度に出てくれるので本当に気に入っています。操作性も優れているのでかなりいい感じです」

画像: 構えたときのしっくりくる感じが大事。ドライバー「テーラーメイドSIM MAX(9度)」

構えたときのしっくりくる感じが大事。ドライバー「テーラーメイドSIM MAX(9度)」

また、ツアーで優勝するために課題になるのが100ヤード以内の精度を上げること。そのためには47度、52度、58度の3本体制にして、状況に応じてこの3本を駆使している。

脇元の頭の中には、5.5年計画というものがある。
「今年は試合数にもよりますが、23歳のうちに1勝。24歳で複数回優勝。3年後に賞金女王。4年後に米ツアー参戦し、5年後に米ツアーで優勝が目標です」

ここに0.5年分を加えて2025年末までの中期計画を立てている。目標実現の挑戦がいよいよ始まった。

週刊ゴルフダイジェスト8/4号「pro's spec」より。撮影/小林司

画像: ウィークポイントでもある飛距離面を強化中!

【脇元華の14本】
1W:テーラーメイド SIM MAX(9度、スピーダー569 TR、硬さ:SR)
3W・5W:テーラーメイド SIM MAX(15度・18度、スピーダー569 TR、硬さ:SR)
4UT・5UT:テーラーメイド ギャッパーHi(22度・26度、フジクラ MCF 60、硬さ:S)
6I~PW:スリクソン Z585(ダイヤモンドスピーダー8、硬さ:S)
AW・SW:フォーティーン RM-22(47度・52度・58度フジクラ MCI 80、硬さ:S)
PUTTER:オデッセイ ミルドコレクション TX #2M

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