現在開催中の全米プロゴルフ選手権に出場中のタイガー・ウッズ。そんなタイガーがスタート前に行っていたウォーミングアップの模様が公開された。どの番手を何球打った? 詳細をご紹介しよう。

169球中125球は100ヤード以内の練習に充てていた

タイガー・ウッズが全米プロゴルフ選手権初日のスタート前に行っていたウォーミングアップの模様をまとめた動画が、PGAツアー公式ツイッター上で公開されている。

画像: 全米プロゴルフ選手権に参戦中のタイガー・ウッズ(写真は2020年のファーマーズインシュランスオープン 撮影/有原裕晶)

全米プロゴルフ選手権に参戦中のタイガー・ウッズ(写真は2020年のファーマーズインシュランスオープン 撮影/有原裕晶)

初日のタイガーのスタート時刻は8時33分。動画によれば、その1時間15分前に練習グリーンに姿を現したタイガーは、まずは右手1本のみでパターを持ってのパッティング練習からスタート。ボール付近に2本のティを挿し、ヘッド軌道をたしかめながら16球を打つ。

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続いて、今度は両手を使ってロングパットを10球。汗をぬぐい一息つくと、15フィート(約4.6メートル)のパッティングを51球と重点的に行う。

この間、約20分。スタート時刻まで55分となったところでドライビングレンジへ向かい、右手の中指にテーピングを施してから、まずはサンドウェッジを17球、続いて8番アイアンを13球。腰や背中に負担がかかりすぎないよう軽いストレッチを挟みながら練習を続けていく。

続いて4番アイアンを10球打ち、この段階でスタート時刻まで残り時間は38分。タイガーはヤーデージブックをチェックしてから、5番ウッドを4球、3番ウッドも4球打つ。

水分補給をしてからドライバーで5球打つと、ピッチングウェッジに持ち替えて6球、さらに再度サンドウェッジを持って振り幅を調節しながら7球打ち、最後に再びドライバーで2球打つと、レンジをあとにして再び練習グリーンへ。

スタート時刻まで残り時間は18分。ロングパットを4球、ショートパットを20球打つ。先のパット練習では77球を約20分でこなしていたのに対し、スタート直前の今回は24球を15分かけて入念に行った。

そしてスタート時間まで残り3分の段階で、ギャラリーの声援を受けながらティーイングエリアに到着。同組の選手たちと挨拶を交わし、そのままプレーに入っていった。

おさらいすると、1時間15分のウォーミングアップで打った球はショット、パットを含めて全部で169球。74%の125球は100ヤード以内のショットで、そのうち実に101球をパッティングに費やしていた。

みなさんもスタート前練習の参考にしてみてはいかがだろうか。

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