「見た目が好きなクラブじゃないと、打ちたい球のイメージがわかない」
2020年7月に開催された男子ゴルフ「JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」で優勝を飾った関藤。まだ22歳という若さだが、昨年(2019年)にはアジアの下部ツアーで賞金王に輝くなどすでに海外での経験も豊富だ。今後の活躍が最も期待される男子プロの一人だが、クラブへのこだわりは超感覚派のよう。
「見た目が好きなクラブじゃないと、自分の打ちたい球のイメージがわかないんです。だから見た目から難しさを感じるクラブは苦手。あとフェースの向きはかぶっているよりも、真っすぐか、少し開いているクラブが好きですね」
プロらしいこだわりの部分と言える。コンディションがハードなアジアのコースでは、ライなどの状況に対する対応力が必要になるが、だからこそ球筋のイメージ力が重要な要素になる。「少し開いているのが好み」というワードから、操作性のいいクラブを好んでいることがわかる。
![画像: 格好いいから構えたときにテンションが上がる。ドライバー「ツアーB プロト」(9.5度)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/08/25/3b80aa18e92b338ea3cd505c225d25211eaef2ce_xlarge.jpg)
格好いいから構えたときにテンションが上がる。ドライバー「ツアーB プロト」(9.5度)
また、弾道をイメージするという意味ではアドレスでの安心感も重視している。
「サッと構えたときに、座りが悪いと少し開いたりするので、そうなるとイメージが崩れちゃいますね。好むクラブに共通して言えることは、つかまりそうだなと思うとつかまって、つかまらないだろうなと思うとつかまらないということです」
![画像: (2020年ゴルフパートナーエキシビジョン 撮影/岡沢裕行)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/08/26/457dd72000dfd5972220095be714b03b840d179c_xlarge.jpg)
(2020年ゴルフパートナーエキシビジョン 撮影/岡沢裕行)
【関藤直熙の14本】
1W:ツアーB プロト(9.5度、ツアーAF IZ-7、硬さ:X)
3W・5W:ツアーB XD-F(15度・18度、ツアーAD IZ-7・ツアーAD IZ-8、硬さ:X)
3I:ツアーB X-HI(21度、ツアーAD DI-105、硬さ:X)
4I~PW:ツアー B X-CB(プロジェクトX、硬さ:6.0)
AW・SW:ツアー B XW-F(52度・58度、プロジェクトX、硬さ:6.0)
PUTTER:オデッセイ オーワークス ツアー R-BALL
週刊ゴルフダイジェスト9/8号「pro's spec」より。撮影/有原裕晶
![画像: 週刊ゴルフダイジェスト 2020年 09/08号 【スウィング世界遺産】シリーズ、中嶋常幸の美しいスウィングでスタートする今号。巻頭カラーレッスンは「アドレスを制する者 全てを制す」です。昔から言われることだけど、そのポイントはどこなのか、現代のクラブにあったスウィングにあわせ、どう構えるべきなのか、改めて研究します。レッスンでは他にも、「バンカーを克服したわたしの言霊」「夏芝のきつい逆目のアプローチ」などがラインナップ。また、「中古ショップの通販サイト活用術」「スコア管理アプリ どれが使いやすい?」「今がチャンス!美味しい和牛のゴルフ料理」や、特別大会が開かれた「ゴルフダイジェスト・ジャパンジュニアカップ」の模様もレポートしています。 (紙雑誌と一部紙雑誌と内容が違う場合があります。ご了承ください) www.amazon.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/08/25/2989c4fa1983430bd36bbb160555ff4e5a7512d8.jpg)
週刊ゴルフダイジェスト 2020年 09/08号
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