PGAツアープレーオフシリーズ2戦目「BMW選手権」に参戦中の松山英樹が、国内未発表のスリクソンのニュードライバー「ZX5プロトタイプ」を実戦投入したことが確認された。

松山はZX5ドライバーを選択

海外で既に情報が公開されていたスリクソンのニューモデル「ZX」シリーズ。イギリス公式サイトでは松山らしき人物が新たなドライバーをスウィングしている写真も公開されていた。

そしてついに、現在開催中のBMW選手権初日、松山がSIM MAXドライバーからスイッチし、スリクソンドライバーを実戦投入したことが確認された。

画像: BMW選手権でZX5ドライバーを実践投入した松山英樹(写真/Getty Imaes)

BMW選手権でZX5ドライバーを実践投入した松山英樹(写真/Getty Imaes)

ZXのドライバーはZX5とZX7の2モデルがラインナップされているが、松山が選んだのはZX5。海外公式サイトによれば、ソール後方に着脱可能なウェートが1つ搭載されていて、MOI(慣性モーメント)が5000g・cm3以上と、寛容性の高さと高弾道でまっすぐ飛ばせるのが売りのモデルとのこと。

松山が使用するのはZX5のプロトタイプで、ロフトは9.5度。シャフトはグラファイトデザインのツアーAD XC-8のTXフレックスを使用しているようだ。

ZX5プロトを投入した松山は、BMW選手権初日をトータル3アンダーで回り、現在単独首位。1日のみのデータなので参考程度ではあるが、BMW選手権初日の平均飛距離は321.5ヤード。シーズンを通しての松山の平均飛距離303.6ヤードを大きく上回る数値をマークした。

ニュードライバーを手に、このまま2017年以来となるPGAツアー6勝目はなるか。引き続き要注目だ。

※2020年8月28日11時14分 文章を一部追記いたしました。

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