使ってみてすぐにクラブを替え、飛距離と精度がアップ!
松田鈴英のドライバーの飛距離には定評があるが、2019年あたりから飛距離に加えて精度も向上させている。その要因はスウィング改造の成果に違いないが、さらに松田にとって追い風になりそうなクラブとの出会いがあったようだ。
「使ってみてすぐにクラブを替えることってあまりないことなんですが、今回は珍しくすぐに替えました。大事にしているのは真っすぐに構えられることで、そこがかなりいいんです」
松田が長く愛用していたのが赤いヘッドのJ815ということからも、なかなかクラブを替えないタイプだということがうかがい知れるが、今回一新したドライバーはブリヂストンのニュークラブ「ツアーB X」で、ドライバーだけでなく3番ウッドとユーティリティも同モデルに替えている。それほど今回の新しいクラブは松田にマッチしたということだろう。
「3番ウッドもユーティリティも顔がいいんです。3番ウッドは小ぶりでシャープに見えるし、ユーティリティもつかまり過ぎるような顔をしていないのがいいんです」
ツアー初優勝が期待される松田にとって、新たなクラブが大きな武器になることは間違いない。飛距離にさらなる磨きをかけた松田のプレーに注目したい。
週刊ゴルフダイジェスト9/22号「pro's spec」より。撮影/姉崎正
【松田鈴英の14本】
1W:ツアーB X(10.5度、スピーダー569 エボリューションⅤ、硬さ:S)
3W:ツアーB X-F(15度、スピーダー569 エボリューションⅤ、硬さ:S)
5W:ツアーB JGR(18度、スピーダー569 エボリューションⅤ、硬さ:S)
UT4:ツアーB X-H(24度、MCH 70、硬さ:S)
5I~PW:ツアーB X-CB(N.S.PRO 950GH、硬さ:S)
AW・SW:ツアーB XW-1(48度・52度・58度、N.S.PRO 950GH、硬さ:S)
PUTTER:オデッセイ オーワークス R-LINE