「これが合っているよ」と勧められたクラブを使ったら結果が出た!
2019年に2度目の賞金女王に輝いた鈴木愛。クラブのこだわりはずばり、“顔”だという。
「人もクラブもやっぱり顔。よくいわれるんですけど、メンクイなんです(笑)」
「見た目がシャープで、シュッとした顔が好き。でも顔で選んで失敗することもあって、ピンのスタッフに“これが合っているよ”といわれたクラブを使うようにしたら結果が出たんです」
考え方が変わったきっかけは、G30ドライバー(15年モデル)。
「見た目重視だった私にはG30のふっくらして安定感がある顔が最初はあまり好きじゃなかったんです。でも試しに打ってみるとしっかりつかまって飛距離も出る。方向性もよくて3球くらいで“これにします”って。そのクラブで日本女子プロ選手権(14年)で初優勝。構えやすく、思った距離をきちんとコントロールしてくれる、要は内容がいいクラブが一番楽だと思うようになりました」
現在使用しているモデルG425LSTも信頼度は抜群。そして最近投入した新戦力が6UT。「UT6は、球が上がるし6番アイアンよりやさしくグリーンを狙える。これから武器になるかも」
ピン使いの女王が目指すのは、来年の東京五輪出場だ。
週刊ゴルフダイジェスト9/29・10/6号「pro's spec」より。撮影/大澤進二
【鈴木愛の14本】
1W:ピン G425 LST(10.5度、ALTA J CB、硬さ:S)
3W:ピン G410(14.5度、ALTA J CB、硬さ:S)
5W:ピン G410(17.5度、ALTA CB 65、硬さ:R)
UT4・UT5:ピン G400(22度・26度、フジクラ MCI 70、硬さ:R)
UT6:ピン G410(30度、ALTA CB 70、硬さ:R)
7I~PW:ピン i210(N.S.PRO 950GH、硬さ:R)
AW・SW:ピン GLIDE 2.0(50度・54度・59度、N.S.PRO 950GH、硬さ:R)
PUTTER:ピン GLe2 ECHO