1980年生まれ、沖縄県出身の宮里優作(みやざと・ゆうさく)。東北福祉大を経てプロの道へ。ツアー通算7勝。欧州ツアーで経歴を積み、2020年シーズンからは再び日本ツアーを主戦場に。日本屈指のショットメーカー。そんな彼の選ぶ14本のクラブとは?

今年はブリヂストンのニュードライバーを使用

宮里優作がクラブ契約フリーになったのは2015年のこと。ドライバーに関しては2017年、2018年とピンを使用し、昨年(2019年)はテーラーメードがエースドライバーだった。そして気になる今年、宮里のバッグにはブリヂストンの新しいドライバーが入っている。

「前作よりも顔がスポーティになって構えやすくなりました。飛距離や操作性でも満足できる部分が多いドライバーです」

契約フリーになったからこそクラブの本質にこだわるようになった。もともと感性が豊かでクラブの微妙な変化を感じ取れるタイプだけに、自分の感覚でクラブを選べるというのは大きなプラス要素に働いたに違いない。それを象徴するひと工夫が今回のドライバーにも表れている。

「調整用のウェートを外して使用しているんです。いまの自分のスウィングとアイアンへの流れとつながりを重視した結果、外して使うのがベストと考えたからです」

画像: シャープな見た目が心をつかんだ。ドライバー「ブリヂストン ツアーB X」。フェース後方のウェートを外して使用

シャープな見た目が心をつかんだ。ドライバー「ブリヂストン ツアーB X」。フェース後方のウェートを外して使用

宮里は14本すべてのクラブの重量の流れを大事にしている。どれか1本でも違う感覚のものが入ると、スウィングそのもののバランスが崩れてしまうからだ。

本質を知る男のこだわりの14本はわれわれアマチュアが大いに参考にすべき要素が詰まっている。

週刊ゴルフダイジェスト11/24号「pro's spec」より。撮影/岡沢裕行

画像: 今年はブリヂストンのニュードライバーを使用

【宮里優作の14本】
1W:ブリヂストン ツアーB X(9.5度、グラファイトデザイン XC-6、硬さ:X)
3W:テーラーメイド M5(13.5度、グラファイトデザイン BB-7、硬さ:X)
3I:ヨネックス E-ZONE CB701(N.S PRO モーダス3 プロトタイプ、硬さ:S)
4I~PW:ブリヂストン 201CB(N.S PRO プロトタイプ、硬さ:S)
AW:ヨネックス E-ZONE CB501(50度、N.S PRO プロトタイプ、硬さ:S)
AW・SW:ブリヂストン プロトタイプ(55度・61度、N.S PRO プロトタイプ、硬さ:S)
PUTTER:スコッティ・キャメロン サークルT プロトタイプ

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