マスターズと言えば、試合のほかにもチャンピオンズディナーやパー3コンテストなど、様々な催しが用意されている。木曜日の早朝、出場選手たちのスタート前に名誉スタータ―によって行われる始球式もそのひとつだ。
現在はジャック・ニクラスとゲーリー・プレーヤーの2名が始球式を務めているが、来春のマスターズから、リー・エルダーが新たにメンバーに加わることとなった。
エルダーと言えば、黒人として初めてマスターズに出場した選手。1975年の大会以降、通算6度オーガスタの地を訪れたベテランが、次回のマスターズ開幕をレジェンド2人ともに飾ることとなる。
この発表に対しSNSを通じて「素晴らしいニュースだ」と賛辞を贈ったのがタイガー・ウッズ。そのタイガー自身もマスターズ通算5勝を重ねており、将来名誉スタータ―に選出されても不思議はない選手の一人だ。
そしてもう一人、オーガスタで通算3勝を挙げているフィル・ミケルソンも同様に、候補の一人だろう。しかもタイガーとは長年のライバルと言える間柄だ。
それもあってか、マスターズ練習日にPGAツアーの報道担当が「いつかミケルソンとともに名誉スタータ―として始球式に参加する日は来ると思う?」とタイガーに尋ねたところ、笑いながらも「いつの日か私たちがそうなることを願っているよ。私が彼よりも飛ばすだろうけどね」と乗り気な様子。
ただ、タイガーは現在始球式を務めるニクラスが58歳でマスターズに出場していたことを引き合いに出し「まだ戦いたいと思っているか? その通りだよ」とコメントした。
現在タイガーは44歳、ミケルソンは50歳。名誉スターターの3名の中で一番若いニクラスは任命された2010年当時で70歳だから、約30年後にはタイガーが始球式を務める姿が見れるかもしれない。