1997年生まれ、東京都出身の宮田成華(みやた・なるは)。昨年はJLPGAツアーに5試合出場し、内2試合でトップ5入りを果たしている期待の若手プレーヤーのひとり。そんな彼女が選んだクラブセッティングとは?

アジアンビューティな容姿とスタイルのよさで人気上昇中の宮田成華。3度のプロテスト失敗を経て昨年見事合格。昨年は一層の活躍が期待されたが誰もが想像しなかった状況となり、活躍の機会は狭まった。そんな厳しいなかでも5試合中、2度のトップ5入り。この好成結を残せたのは、勝気な性格と天性ともいえる感覚が後押ししたのかもしれない。

画像: 宮田はテーラーメイド P790(上)とキャロウェイ Xフォージドスター(下)の2つの7番アイアンを入れている

宮田はテーラーメイド P790(上)とキャロウェイ Xフォージドスター(下)の2つの7番アイアンを入れている

「7番アイアンが2本って気になりますよね。いろんな人に聞かれるんです。もともと球が高いほうで、UTを入れていたときに球がふける感じがあって。アイアン型UTとかいろいろ試したんですけどダメで。そんなときに同じ番手でも中空タイプだと飛距離が出るから試してみる?と言われて使ってみたらそれがすごくよかったんです。正直クラブのことはあまりわからなくて、使うクラブは感覚で選んでいるんです」

現在クラブの契約はフリー。クラブに対して詳しくはないと話すがその感覚は鋭く、むしろ自由なクラブをいろいろと試せる面ではフリーでよかったのかもしれない。

画像1: キャロウェイとテーラーメイドの「7番アイアン二刀流です」初優勝を目指す宮田成華が選んだ14本

「もともとクラブを替えることには抵抗がないほうなので、練習やラウンドで試してみてよかったら使うという感じですね」

宮田の二刀流はこの先も変わることはないだろう。

【宮田成華の14本】

1W:キャロウェイ MAVRIK (10.5度、フジクラスピーダー661 エボリューション6、硬さS)
3W:キャロウェイ MAVRIKサブゼロ(15度、フジクラスピーダー661 エボリューション4、硬さS)
5W:キャロウェイ MAVRIKサブゼロ(18度、フジクラスピーダー661 エボリューション4、硬さS)
3UT:オノフ FAIRWAY WINGS(21度、フジクラスピーダーエボリューション2 FW80、硬さS)
6I~7I:テーラーメイド P790(N.S.PRO 950GH neo、硬さS)
7I~PWキャロウェイ Xフォージドスター(N.S.PRO 950GH、硬さS)
48度:キャロウェイ JAWS(N.S.PRO 950GH)
52度:キャロウェイ JAWS(N.S.PRO 950GH)
58度:キャロウェイ JAWS フォージド (N.S.PRO 950GH)
PUTTER:テーラーメイドトラス TM1

週刊ゴルフダイジェスト1/19号「pro's spec」より。撮影/有原裕晶

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