2020年シーズンは13試合に出場して予選落ちが約半数の6試合と不本意な1年を過ごした松田鈴英。その要因となっていたのがエースドライバーを手放さなければならなかったことにある。
「少し前にエースドライバーが壊れてしまって。そこから色々試しながら4回くらいはドライバーを替えてきました。なかなか思うような感覚で打つことができずに正直迷走していました。それがやっと同じ感覚で打てるドライバーに出合えたんです」
![画像: ブリヂストン「ツアーB X(10.5度)」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/02/10/751d6e9b3d01fc5d6e00e6a36e4390652d83b31c_xlarge.jpg)
ブリヂストン「ツアーB X(10.5度)」
松田にとって重要なボイントがつかまりすぎないことだ。スウィングのタイプにもよるが、女子の中でもかなりのハードヒッターで、スウィングでつかまえにいく松田にとってはクラブでつかまりすぎることはデメリットになってしまう。今のドライバーは飛距離も申し分ないようで、本来の思い切りのいいスウィングを取り戻しつつあるだけに今シーズンが楽しみだ。
![画像1: 「初優勝狙います!」”新エース”を手に入れた松田鈴英のクラブセッティング](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/02/10/755440f82e918b838564447e446e493a6904847d_xlarge.jpg)
またブリヂストンが中心のクラブの中でSWだけは三浦技研のものを使用している。
「単純に顔の好みです。トウが出ているんだけどかぶっていないのを探していたときにコーチから勧められて」と感性からくる独自のこだわりを教えてくれた。その明るい表情から今シーズンは久々に混刺とした松田らしいブレーを見せてくれそうな予感がする。
週刊ゴルフダイジェスト2/16号「pro's spec」より。
PHOTO/Hiroaki Arihara
【松田鈴英の14本】
1W:ツアーBX(10.5度、 VENTUSブルー5、硬さS)
3W:ツアーB JGR(15度、スピ-タ-569エボリューション5、硬さS)
5W:ツアーB JGR(18度、スピ-タ-569エボリューション5、硬さS)
4UT:ツアーB JGR(22度、MCH70、硬さS)
5I~6I:201CB (N.S.PRO 850GH、硬さS)
47度:ツアーB XW-1(N.S.PRO 850GH)
52度:ツアーB XW-1(N.S.PRO 850GH)
58度:三浦技研MB-5000WC(N.S.PRO 850GH)
PUTTER:テーラーメイドTPコレクションJUNO
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![画像: 週刊ゴルフダイジェスト 2021年 02/23号 巻頭カラーでは、2021年も活躍が期待される古江彩佳のスウィングを紹介。特に強さの秘密とも言える、精度の高いショートアイアンを取り上げます。レッスン特集の目玉は、「女子プロがいまやっていること。」。シーズンインに向けて、上田桃子、小祝さくら、永井花奈ら実力者が集う「チーム辻村」ではどんなことが行われているのか、をレポートします。他にも「めざせ満点!シングル入り共通テスト」「教え上手なお父さんになろう」「伸長167cmの亀代順哉 青木翔コーチと組んで飛距離300Yが復活!」などがラインナップ。「感染対策ばっちりで梅の花香るコースへ行こう」にもご注目ください。(紙雑誌と一部紙雑誌と内容が違う場合があります。ご了承ください) www.amazon.co.jp](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/02/10/93c051fc91d4d6dcb7341f79d1889aa5317256f6.jpg)
週刊ゴルフダイジェスト 2021年 02/23号