キャロウェイのギアの「PARADYM」と同じくらい話題となっているのがボール、「クロムソフト」シリーズだ。先ごろ開催されたマスターズでは優勝したジョン・ラームを含め、トップ10 に3人の使用選手がランクイン。過酷な天候となったあのオーガスタナショナルゴルフクラブで、「飛んで止まる」をより正確に遂行したボールだ。
この活躍したキャロウェイのボールを使う選手たちのドライバーはもちろん「PARADYM」シリーズ。つまり「PARADYM×クロムソフト」、この組み合わせが最高のマッチングということを証明したのだ。
さて、2023年のドライバーを「PARADYM」に決めて購入したゴルファーはかなりいることだろう。でもボールは「クロムソフト」シリーズじゃない!? 世界最高峰の試合で最適と認められた組み合わせを使わないなんてもったいない。この最強の組み合わせでプレーすれば、もっと飛ばせるはずなのに……
PARADYMにはクロムソフト!
クロムソフトシリーズには「クロムソフトX」、「クロムソフトX LS」「クロムソフト」と3種類のモデルがある。「PARADYM」ドライバーも3つのモデルがある。モデル別にどんなゴルファーがどのボールを選べばいいか、考えてみた。
まずはいちばんやさしい「PARADYM X」を使っている人。パワーがあってちょっとミート率に不安がある人にオススメは「クロムソフトX LS」。ヘッドもボールもやさしいモデルなので、何も気にせずブンブン振っていける。ヘッドスピードが遅めで飛距離が欲しいなら「クロムソフト」。大きなキャリーボールはいままでとは違う景色からセカンドショットを打たせてくれるだろう。やさしいヘッドを使っていてもライナー性の強い弾道が打ちたいという人は「クロムソフトX」。やさしギアと強い球がスコアアップへと導いてくれる。
次にジョン・ラームと同じく「PRADYM ♢♢♢」を使っているというゴルファー。もちろんオススメはラームと同じ「クロムソフトX」だ。操作性が高い小ぶりなヘッドに高い操作性を誇るボールとの組み合わせは、思いどおりにドロー、フェードの打ち分けができるうえ、より安定した弾道が手に入る。
ヘッドの操作性は好きだが、ちょっとミート率に自信がないという人、もしくはヘッドスピードがそんなに速くないという人は「クロムソフト」を選ぼう。直進性が高く、ボールの軟らかなフィーリングがきっとプレーをサポートしてくれる。
ヘッドスピードが速くて、吹き上がりを抑えて飛ばしたいけど、曲がるのも心配という人は「クロムソフトX LS」。スピンが抑えられるということは同時に曲がり幅も抑えてくれる。
次はスタンダードモデルの「PARADYM」を選んで使っているという人。
ヘッドの形状は気に入っていてもう少しやさしさが欲しいというなら「クロムソフト」。オフセンターヒットにも強いボールでミスショットが減る。ペリメーターウェートの位置は真ん中、強い球が打ちたいという人は「クロムソフトX」。芯を食ったときの力強い球にきっと満足するはずだ。ペリメーターウェートの位置をトウ側、もしくはヒール側に動かして使っているという人は「クロムソフトX LS」。自分の打点で打っても曲がらないので安心して叩ける。
さて、ドライバー別に挙げた3つのボールの選び方、あなたに当てはまるものはあっただろうか? 「PARADYM」と「クロムソフト」、この最高の組み合わせをまだ試していない人はぜひトライしていただきたい。