トーマスとホーマの会話にファンも大いに盛り上がった
それはトーマスが全米オープンの最終日、ウィンダム・クラークとローリー・マキロイが優勝争いをしている件について、ツイッター上で自分とホーマが解説するべきかをフォロワーに尋ねたことから始まった。
もちろんファンたちはこぞって「イエス!」。
ファンだけでなくPGAツアーのアカウントからもぜひやってほしいと要望が届き、インスタライブが始まったのだが、2人はほろ酔いでトークはグダグダに。
「我々はロゼ(ワイン)の2杯目を飲みながら全米オープンの展開を予想しています」
とトーマス。君の意見は? と即興でホーマに振ると、ホーマは
「マイクをありがとう。ウィンダム(クラーク)が10アンダーで優勝するだろうね。もし自分がプレーしていたら……そうだな、3オーバーか4オーバーだろう。ジャスティン(トーマス)は4オーバーか5オーバー。どちらにしても僕の1打勝ちだ(笑)」
「その分析はひどい」
とトーマスが文句をつけると、
「じゃあ、9か10オーバーだな」
とホーマ。するとトーマスは
「僕が金曜日に打ったみたいにね」
と自虐トーク。実はトーマス、金曜日に11オーバー「81」を叩いていたのだが、ウィットに富んだやり取りは、余裕のある実力者ならでは。
2人の会話は全米オープンの真剣勝負の裏でファンを大いに楽しませた。
同じく予選落ちしたキーガン・ブラッドリーは父の日(最終日)の日曜日、息子たちとパターゴルフを楽しんだ。
息子2人を引き連れたブラッドリーは、なんと人工芝の上で指を立てて傾斜を図る“エイムポイント”を実践しているではないか。その様子はインスタに公開されている。
初優勝がメジャー(11年全米プロ)のブラッドリー。遊びでも真剣になるのはプロゴルファーの性(さが)!?
※週刊ゴルフダイジェスト2023年7月11日「バック9」より