6月に東京ドーム公演を成功させたテイラー・スウィフト（PHOTO/Getty Images）
「ブランク・スペース」でスウィフトが手にするのはゴルフクラブ
6月に東京ドーム公演を成功させた彼女の今回のツアーは、さまざまなアルバムから代表曲を選んで構成されているが、14年リリースのアルバム「1989」の“ブランク・スペース”がゴルファー心をくすぐると話題に。
その曲で彼女が手にしているのがゴルフクラブなのだ。
嫉妬に狂った女性が元カレに復讐する内容なのだが、ミュージックビデオでは元カレの高級車をゴルフクラブ（アイアン）でメッタ打ちにするシーンが登場。浮気が発覚した超スーパースターが元妻にSV車を破損された事件を彷彿させる。
それが理由ではないだろうが、プロゴルファーにスウィフトファンは多い。
ロケットモーゲージクラシックで選手たちに米ゴルフダイジェストがインタビューすると、誰もがお気に入りの曲を即答。
人気者T・フィナウは「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」と笑顔で回答。
C・デイビスは「トラブル」。J・ダーメンは「いっぱいありすぎるけど『ティム・マックグロウ』かな」。C・ハドリーも「ティム・マックグロウかアワー・ソング」。M・ウォレスは「The 1」（あなたが運命の人だったら）。C・チャンプは「22」。M・ホーマは「曲名が出てこないけどロミオとジュリエット（ラブ・ストーリーのこと?）」。
目下売り出し中の若手A・バティアは「エンチャンテッド（邦題：愛情魔力）」。ベテランのT・ムーアはカントリーシンガー時代の『ティム・マックグロウ』。
一番人気はこのデビュー曲で、「ブランク・スペース」を挙げる選手はいなかった。
ちなみにスウィフトのゴルフの腕前は定かではない。だがゴルファーを夢中にさせていることだけは確かなよう。全然わからないという人、聞いてみては?
※週刊ゴルフダイジェスト2023年7月25日号「バック9」より
