2021年にプロ入りした20歳のレフティ。東建ホームメイトカップ2日目に61、ゴルフパートナーPRO-AM3日目に63を出すなどの爆発力が細野勇策の魅力だ。ツアー初参戦ながら賞金ランクは24位(7月28日時点)に付けている。クラブはすべてピンのレフティモデル。
画像: ほその・ゆうさく。2003年1月生まれ。山口県出身。2021年プロ合格。QT8位でツアー初出場の今季、セガサミーカップ9位T、ゴルフパートナー4位Tなど上位に入る。レフティプロ

ほその・ゆうさく。2003年1月生まれ。山口県出身。2021年プロ合格。QT8位でツアー初出場の今季、セガサミーカップ9位T、ゴルフパートナー4位Tなど上位に入る。レフティプロ

G430 LSTは低めの打音が気持ちいい

「(ルネサンス大阪高の)高校2年までは国産メーカーのクラブを使っていましたが、『良さそうだな』と思っても左用モデルのないケースがあって、そんな時にピンゴルフさんに声をかけていただき、徐々にピン主体のセッティングに変わっていきました」

「ドライバーは、前モデルのG425も気に入っていましたが、G430を打ったら音がすごく良くて、距離もしっかり出るので即決でした。低めの打音で、軟らかく感じます」

画像: G425からG430へのスイッチは、打音と打感の良さと飛距離性能

G425からG430へのスイッチは、打音と打感の良さと飛距離性能

ロフトは10.5度、シャフトはベンタスブラックの6X。ツアーの平均飛距離は295ヤード(23位)。

アイアンは4I~8Iがi230、9IとPWがマッスルバックのブループリントという一風変わったコンボセッティング。「9IとPWは、球の高さを出したいからスピンの入りやすいブループリントを使っています。8番より上の番手は切れ味の良さとやさしさの両立で、多少のブレをi230のヘッドに助けてもらっている感覚です」

画像: 4I~8Iがi230。シャフトはモーダス³TOUR120

4I~8Iがi230。シャフトはモーダス³TOUR120

「シャフトは全番手同じですが、弾道の高さはヘッドの違いでかなり変えられることを実感しました。加えて今、アイアンのシャフトを替えようかと思っていて、カーボン系のアイアンシャフトが気になっています。さらにスピン量を増やして弾道を上げていき、止まらないということをとにかく減らしていきたいんです。ツアーのコンディションでプレーしていると、グリーンに止めることが本当に大切になるので、それをクラブで補っていきたいとも考えています」

画像: 9IとPWはマッスルバックのブループリント。「スピンが入って高さが出るのでピンを狙いやすいんです」

9IとPWはマッスルバックのブループリント。「スピンが入って高さが出るのでピンを狙いやすいんです」

3Wと5Wは操作性重視でピンG430 MAX

フェアウェイウッドは、G430のLSTではなくMAX。ロースピンでの球の強さよりも、コントロール性能を重視したチョイスだ。3Wはネック調整でロフトを16度にしている。3本のウェッジはグライドフォージドプロのロフト50・56・60度。

画像: ピン2021シリーズのクッシン4。フランジがワイドなブレードタイプ。軽量ミッドサイズのグリップで安定感を高めている

ピン2021シリーズのクッシン4。フランジがワイドなブレードタイプ。軽量ミッドサイズのグリップで安定感を高めている

パターは、ピン2021のクッシン4。軽量ミッドサイズのピンPP60グリップを装着。18ホールの平均バーディスは4.71でツアー4位。ボールはタイトリスト プロV1xの2023年モデル。

1W/G430 LST(10.5度)・ベンタスブラック(6X)
3W/G430 MAX(16度)・ベンタスブラック(7X)
5W/G430 MAX(18度)・ベンタスブラック(7X)
4I~8I/i230アイアン・N.S.プロ モーダス³TOUR120(X)
9I・PW/ブループリント・N.S.プロ モーダス³TOUR120(X)
AW・SW・LW/グライドフォージドプロ(50・56・60度)・N.S.プロ モーダス³WEDGE115
PT/2021パター クッシン4(3度)・ピンPP60グリップ
BALL/プロV1x
※スペックは編集部調べ

※週刊ゴルフダイジェスト2023年8月1日号より(PHOTO/Shinji Osawa、Hiroaki Arihara)

This article is a sponsored article by
''.