ツアー6勝、32歳のマックス・ホーマは近頃ベテランの風格さえ漂わせているが、意外なことにライダーカップは今回のイタリア大会が初出場。そんな彼をザック・ジョンソン米国チーム主将が“プロムキング"と命名していた!?
米国主将がホーマを「今季2勝のプロムキング」と選手紹介
それはPGA・オブ・アメリカ本部でジョンソン主将がキャプテンズピックの6名を発表した記者会見での出来事。
主将はまず、すでにポイントランクで出場を決めている選手の紹介を行った。
「説明不要、世界ナンバー1のスコッティ・シェフラー。全米オープンを制したパワープレーヤー、ウィンダム・クラーク。全英オープンで6打差の優勝を飾ったブライアン・ハーマン」
など、それぞれの特徴を的確な言葉で表現したキャプテンがニヤリと笑ったのがホーマ紹介のシーン。
「今季2勝のプロムキング」という言葉が飛び出したのだ。
プロムとは欧米の高校で卒業前に開かれるフォーマルなダンスパーティのこと。
つまりジョンソン主将は、ホーマを“パーティキング"と呼んだというわけ。
これは褒め言葉なのか?
当のホーマは、「どういう意味なんだろう?」と当惑しつつ、まんざらでもなさそう。
「王様と呼ばれたからには、高校時代に僕の誘いを断った女子たち全員に『キミたちは間違っていたね』と言えそうだ」
と破顔。ということは、高校時代のホーマは非モテだった?
それはさておき、19年に結婚したレイシーさんとはいまでもラブラブ。
彼女の誕生日には
「世界で一番ホットなレイシー、誕生日おめでとう。親友でありかけがえのないパートナーでいてくれてありがとう」
とSNSに投稿。
ボールマーカーはレイシーさんが生まれた91年のコイン。それをお守り代わりに肌身離さず持ち歩いており、愛妻家ぶりは有名だ。
それにしてもジョンソン主将の真意は何だったのか?
近々ホーマは“プロムキング"発言の意味を、直接尋ねるつもりだという。
※週刊ゴルフダイジェスト2023年9月26日号「バック9」より