ピン社の「ブループリント」の新モデルは米国発のSNSでは目にしていましたが、「住友生命レディス東海クラシック」の練習日にセキ・ユウティンが投入するらしいとの噂をキャッチ。水曜日のプロアマ大会終わりで使用した感想を聞いてみました。
「いままで使っていた『i59』と比べて打感がやわらかく粘る感じ。スピン量が増えて、ボールは止められるのに飛距離は少し飛んでいます。フェースの下目に当たっても上がってくれるのでミスにも強いです」(セキ・ユウティン)
火曜日にテストを開始し、水曜日の練習ラウンド、木曜日のプロアマ大会とコースで試し、実戦投入を決めたとか。コンビを組む佐藤貴英プロキャディも「高さとスピン量が上がり飛距離はプラス2ヤード飛んでいます。これから秋にかけてグリーンが硬く速くなる試合が続き、止まる球が必要になるので、大きな武器になりそうです」と新アイアンの「ブループリント」にユウティン選手ともども手ごたえを感じていました。
前作の「ブループリント」と同様にシャープさは残っていますがフェースの大きさはやや大きく、バックフェースはキャビティ形状になっています。前作はマッスルバック形状でしたから大きく変化しています。
モデル名は「ブループリントS」と表記されていますが「S」が何を意味するのかは現時点では不明。前作と同じように「FORGED」の文字がプリントされ、鍛造モデルであることは見て取れます。
まだ発表前のモデルにつきメーカー担当者から詳細を聞くことはできませんが、ユウティン選手の感想を聞くと、すぐにでも打ってみたくなりますね。近々男子ツアーでもお目見えすることでしょう。今週のユウティン選手に注目してみましょう。