パー5で2オンを狙うことが多い選手は?
序盤で2勝した世界ランク1位のスコッティ・シェフラーは、SG(ストロークゲインド)ティー・トゥ・グリーン、SGオフ・ザ・ティー、SGアプローチ・ザ・グリーンの3冠を達成。パーオン率も74.43 パーセントで1位となり、ライバルたちを唸うならせた。
ショットメーカーでありながらアプローチのデータもトップ10以内。この実力なのに、2年連続ツアー選手権で逆転されたのはメンタルの問題か?
S・シェフラーの年間王者を阻止したV・ホブランは、ラフからのスタッツがずば抜けていた。アプローチが弱点と言われてきたが、右ラフからピンに寄せた確率は1位。ラフからバーディ以上のスコアをマークした割合は6位と、厄介なラフ攻略が強み。
アプローチといえば、全英オープンで圧勝したブライアン・ハーマンの右に出るものはいない。スクランブル(寄せワン)成功率は67.74 パーセントで1 位。バンカーからのパーセーブは驚異の72パーセントで、70パーセント超えはツアー初。
かつて300ヤード超えは憧れだったが、ツアーの平均が299.9ヤードで、92人が300ヤード超え。1位はローリー・マキロイで史上初めて平均325ヤードを超え326.3ヤード。2年前、度肝を抜いたブライソン・デシャンボーの323.7ヤードを超え、名実ともに飛距離モンスターに。
シーズン中最長パットを決めたのは、ハリス・イングリッシュ。WMフェニックスオープン6番で30 メートルを超えるパットをカップインさせているが、30 メートル超えは現在のスタッツシステムが採用されてから史上4人目の快挙だった。
では、パー5で絶対刻まない男は? 答えはパトリック・カントレー。飛距離ナンバー1のR・マキロイが2オンを狙ったのは72パーセントだが、P・カントレーは76.63 パーセント。クールな”パティアイス"にも、ホットな一面があった!?
※週刊ゴルフダイジェスト2023年10月3日号「バック9」より