キャロウェイ4機種、テーラー3機種の最新モデルとゼクシオXを打ち比べ!
試打した最新ドライバーは8モデルで、1月5日に発表になったキャロウェイ『パラダイム Ai スモーク』シリーズから、『Ai スモーク MAX』『Ai スモーク MAX-D』『Ai スモーク♦♦♦』『Ai スモークMAX FAST』。1月10日に発表したテーラーメイド『Qi10』シリーズから『Qi10』『Qi10 MAX』『Qi10LS』。そして、根強い人気を誇る『ゼクシオX』だ。クラブのロフトはすべて10.5度、シャフトは純正のフレックスSで統一している。
次に試打者は、年齢や性別、スウィングタイプ、ヘッドスピード、持ち球、ミスの傾向も含めて、幅広いゴルファーに打ち比べてもらうために総勢11人を招集。トーナメントプレーヤーの岸部桃子、プロコーチの横田英治、鈴木貴也、堀口宜篤、ドラコンプロの長谷川剣登、クラブフィッターの吉川仁、ギアライターの高梨祥明、クラブアナリストのマーク金井、ゴルフ好きスタイリストの森岡弘、アマチュア代表として吉井敏明さん、そして月刊ゴルフダイジェスト編集長の五十嵐誠だ。
試打環境は、状況に左右されないようにインドアスタジオで、ボールはPGAツアーをはじめ、各ツアーで使用率No.1の『プロV1』、計測器もツアープロに人気の高い『トラックマン4』で統一。11人が打った総数は2000球超というから、一人あたり約200球、ワンクラブあたり25球ほどで、掲載されている数値はベスト5球の平均値だ。
月刊GD編集長は約200球打って、どう感じたのか?
「みんゴル」ではHS44m/sで、持ち球はドロー、ミスの傾向は右にすっぽ抜けることが多いという、五十嵐編集長に注目。
『月刊ゴルフダイジェスト 3月号』に掲載されている編集長五十嵐の各クラブのキャリーと初速は下記のとおり。
クラブ名 | ボール初速 | キャリー |
---|---|---|
テーラーメイド Qi10 MAX | 59.6m/s | 236.2Y |
テーラーメイド Qi10 | 58.1m/s | 231.8Y |
テーラーメイド Qi10 LS | 57.7m/s | 223.4Y |
キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX FAST | 59.7m/s | 234.1Y |
キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX-D | 60.1m/s | 237.9Y |
キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX | 59.5m/s | 237.9Y |
キャロウェイ パラダイム Ai スモーク ♦♦♦ | 57.5m/s | 228.6Y |
ダンロップ ゼクシオX | 59.5m/s | 233.9Y |
試打を終えた編集長五十嵐に話を聞くと、「90台ゴルファーの私も僭越ながら8本3シリーズを打たせてもらいました。正直、ドライバーの違いを細かく感じ取るだけの腕前も感覚もないと思っていたので、担当編集から指名されたときはどうしようかと思いました。しかし、打ってみて驚いたのは3シリーズ、もっと言えば各モデルにしっかり特徴があったこと。テーラーメイド『Qi10』シリーズは、スピン量が確保され、明らかにやさしくなっているし、キャロウェイ『Aiスモーク』シリーズは“ヒールヒッター”の私にとって、かなりAIフェースの恩恵を受けられる仕上がりに。『ゼクシオX』の振りやすさはさすがのひと言といった感じでした」とのこと。
編集長五十嵐以外の各試打者の試打結果をはじめ、「スタンダードモデル」「ドローバイアスモデル」「ツアーモデル」というように各シリーズのライバル同士の打ち比べ結果や、トウやヒールで打ったときのデータ、さらに11人のコメントから今回の8モデルの「弾道マトリックス」を『月刊ゴルフダイジェスト 3月号』では掲載中。また、『Myゴルフダイジェスト』でも閲覧可能だ。
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PHOTO/Tadashi Anezaki(人物)、Tomoya Nomura(クラブ)
協力/CLUB HOUSE、PGST、4PLUS、トラックマンジャパン
※月刊ゴルフダイジェスト 3月号 綴じ込み編集企画GDライブラリー「注目ドライバー 本当の実力がわかった!」より一部抜粋