ジェネシス招待が開幕する週の月曜日(12日)。会場(リビエラCC)のあるパシフィックパラセーズ(カリフォルニア)で開催されたイベントでテーラーメイドの新アパレルライン『サンデーレッド』が発表され、そのタイミングに合わせ新コレクションの画像がゲッティイメージで公開された。
お披露目されたのはゴルフシャツ2枚、パーカー2着、フルジップジャケットに加えクォータージッププルオーバーのラインナップ。
アパレル以外にもゴルフシューズ、グローブ、ヘッドカバー、ボールマーカー、帽子のサンプルも紹介されポータルサイトが公開されたものの、実際に製品が購入できるのは5月1日以降になる。
赤はタイガーが最終日に身につけ82勝を挙げてきた象徴的な色。本人によると母・クルチダさんの故郷タイで日曜日のカラーが赤だったことに起因するが、ウェブサイトでは「サンデーレッドは単なるゲン担ぎや迷信ではありません。タイガーの卓越した実力と絶え間ない探究心の象徴であり、プレッシャーを克服し続けた精神力の強さの証でもあります」とある。
トラをモチーフにした新ロゴも印象的。ナイキのウェアを27年間着用してきた彼のニュースタイルは新鮮でありながらこれまでのイメージを踏襲するものだ。
いっぽうボールはこれまで使用してきたブリヂストンのツアーB XSではなく最新バージョン、ツアーB Xを使用する。
米ゴルフダイジェストがボールテストをおこなった現場を訪れニューボールについて質問。以前の彼は「できる限りスピンが欲しい」といっていたが今回のXはブリジストンの製品ラインのなかでもっともスピンが多いボールではない。
それはなぜか? という質問にタイガーは「以前はショートゲームのスピンほどドライバーの飛距離に関心がありませんでした。でも最近はティーショットの飛距離がもう少し欲しいと思うようになった。Xを使用することで8ヤードから10ヤード飛ぶこともあります。過去のモデルに比べてショートゲームでのスピン量もかなり高いと思います」と説明している。
新しいウェアとボールを携えツアーに復帰するタイガー。彼がなに着ても何をやっても、話題になるに違いない。