昨年マスターズに優勝したジョン・ラーム考案のチャンピオンズディナーのメニューが公開された。毎年大会前の火曜の夜、歴代チャンピオンがグリーンジャケットを着てクラブハウスのダイニングに集結し、前年のチャンピオンが考えたディナーが供されるのだが、今回はラームの母国スペイン料理をメインに据えたもの。その内容は?
画像: 23年覇者のジョン・ラームと21年覇者の松山英樹(撮影ともにBlueSkyPhotos)

23年覇者のジョン・ラームと21年覇者の松山英樹(撮影ともにBlueSkyPhotos)

スペインのアンダルシア地方が発祥といわれる小皿料理タパスから始まるディナーはスペイン感満載。

メインディッシュはリブアイステーキまたはヒラメのナバラ風の2択。ナバラはラームの出身地バスク地方の隣に位置する自治州だ。

そしてもっとも目を引くのがアパタイザーにある「ラームママのクラシックレンズ豆のシチュー」だ。ラームの母アンジェラさん自慢のレシピをオーガスタナショナルのシェフが再現することになる。

ジョン・ラームのチャンピオンズディナーメニュー(マスターズ公式インスタより)

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松山英樹のチャンピオンズディナーメニュー(マスターズ公式インスタより)

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そういえば同郷のセルヒオ・ガルシアが18年のチャンピオンズディナーで妻アンジェラさんのトレスレチェケーキ(3種の牛乳を使ったケーキ)をデザートにサーブし、「チャンピオンズディナー初のスペイン風デザート」と胸を張り話題になった。

二人には妻と母が同名という共通点もあるが、現在LIVゴルフに参戦する者同士でもある。

成績が世界ランクに反映されないLIVに移籍しても同ランク3位をキープしているラームにとって出場するメジャーしかポイントを稼ぐ方法はない。ディフェンディングチャンピオンが狙うのはズバリ連覇だ。

では歴代最高のディナーを供したのは誰か? 答えは21年のマスターズチャンピオン松山英樹が翌年歴代覇者をもてなしたディナーだ。

寿司と焼き鳥の前菜にはじまりメインはA5ランクの宮崎牛のステーキ、ストロベリーショートケーキのデザートで締めくくられたメニューは出席者に大好評でジャック・ニクラスやゲーリー・プレーヤーら大御所が「これまでで最高だった」と声を揃えた。

やはり日本食は世界イチ美味しいといって過言ではない。歴代チャンピオンたちは日本勢の優勝を待っている……のかも!?

PHOTO/BlueSkyPhotos

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