ネリー・コルダの勢いが止まらない。ファーヒルズパク・セリ選手権の優勝に続き、フォードチャンピオンシップでも逆転V。直近の「Tモバイルマッチプレー」では、レオナ・マグワイアを下し16年ぶりの出場4試合連続優勝を達成。25歳にしてキャリアのピークを極めつつある。

首位グループのキム・ヒョージュらに2打差の6位タイからスタートしたコルダは、最終日に7バーディ・ノーボギーの完璧なゴルフで後続に2打差をつけ優勝。「これまでで一番ストレスのない勝ち方でした。とてもステディなゴルフができた」と満足げ。「ミスも少なかったし、好調なショットにパットが噛み合いました」。

血栓の手術を受け、出遅れた昨シーズンは世界ランク1位から陥落し、「間違いなく私のキャリアでもっとも苦しい1年でした」と振り返る。「正直この2年は思うようなプレーができなかった」。しかし開幕2戦目にフロリダで優勝すると、アジアシリーズの7週間を休養に当て、シーズン中のバケーションを楽しみリフレッシュ。

「家族とたくさんの時間を過ごしました。ゴルフ以外の生活を楽しんで完全にリセットできました」と復帰戦で勝ち、世界ランク1位に返り咲いた。

画像: 21年「東京五輪」で金メダルを獲得したネリー・コルダ。父は1998年「全豪オープン」を制したテニスプレーヤー、ペトル・コルダ

21年「東京五輪」で金メダルを獲得したネリー・コルダ。父は1998年「全豪オープン」を制したテニスプレーヤー、ペトル・コルダ

世界ランク1位で出場した、「Tモバイルマッチプレー」では3日間54ホールのストローク戦を1アンダーの6位で予選通過すると、エンジェル・インとの準々決勝を3&2で、アン・ナリンとの準決勝を4&3で下し、順調に勝ち上がった。レオナ・マグワイアとの決勝戦では1度もリードを許すことなく世界ラインキング1位の実力を見せつけ、4&3で快勝。これがツアー通算12勝目。2008年のロレーナ・オチョア以来16年ぶりの4連勝となった。ちなみにアメリカ勢としては78年にツアー記録タイの5連続優勝を飾ったナンシー・ロペス以来の快挙となる。

メジャーのKPMG全米女子プロ選手権を含む4勝を挙げ、東京五輪で金メダルを獲得した21年が彼女のベストシーズンだったと言われがちな周囲の評判を塗り替える勢いだ。

なお、日本勢では宮里藍が2010年に開幕2連勝(ホンダLPGAタイランド&HSBC女子チャンピオンズ)。5連勝しているのは先に挙げたロペスとアニカ・ソレンスタム。アニカは年をまたぎ04年から05年に5連勝したほか、01年に4連勝をマークしている。

次戦は来週のシェブロン選手権。21年全米女子プロ以来のメジャー2勝目を5連勝で飾れるのか? 絶好調のコルダに注目だ!

※週刊ゴルフダイジェスト 2024年4月23日号「バック9」より一部加筆

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