アライメントの定番
「トリプル・トラック ボール」に、
360° 3本線が入ったNEWモデルが登場
キャロウェイのアライメントといえば青赤青のラインが入った「トリプル・トラック テクノロジー」。従来はボールの一部に入っていた3本線を円周すべてに延長したのが、新しく発表された「クロム ツアー 360° トリプル・トラック ボール」だ。
3本線(トリプルトラック)が円周すべてに延長されたことで、これまでよりターゲットに対して合わせやすく、ボールの転がりも確認しやすくなったというが、その効果を武田登行プロとさっそくテストした。
アライメントが合わせやすい!
プレーファストにも効果的
「手にしたときから感じていましたが、確かにボールをセットしやすいです。3本の線が長く見えるので、カップや狙ったラインに向けて合わせやすいですね。セットアップの時間を短くできるのでプレーファストにもつながります」とさっそく好感触の武田プロ。
「セットしたボールを後方から確認したり、アドレス時など、ボールを見る角度が変わっても見え方が変わらないのでイメージを出しやすいです。自信を持って打つことに集中できます」(武田プロ)
ボールの転がりが
ますます"くっきり"
実際にボールを打ってみると「ボールにきちんと順回転がかかっているか一目瞭然です。私は調子が悪くなるとダウンブローが強くなる傾向があるのですが、そうすると3本のラインがブレてしまうので、わずかなミスでも視覚的にすぐ分かります。これはありがたいですね。3本のラインを目安にするだけで、誰でも効果的な練習ができそうです」(武田プロ)
「特に面白いなと思ったのが、カップ際まで3本線がくっきり見えるので、無地のボールよりもボールの転ったラインが印象に残りやすいこと。下の写真は下りのフックラインで最後に少しスライスが入ると読みましたが、スライスが入るのはカップを過ぎてからでした。ボールが転がっている間の3本線の向きで、傾斜の影響をより正確に把握できます。ライン読みの精度も上げてくれそうです」(武田プロ)
赤いラインを使って
目指せジャストタッチ!
最後に、360° トリプル・トラックを使った距離感の合わせ方を武田プロが教えてくれた。
「おすすめの置き方はボールナンバーを真上にする置き方。たとえば、普段パットがショートすることが多い方にボールのどこを見て打っているか聞くと、多くの方がボールの右端と答えます。ボールとフェースの接点を見たくなる気持ちは分かりますが、基本はボールの中心を見ること、ボールの"中の芯"を打ち抜く意識が欲しいです」
「そこで、ボールナンバーが真上になるように置いたら、真ん中の数字を見ながらそこまで打ち抜くイメージでパッティング。それだけでインパクトでゆるみにくくなりますよ。応用編として、触るだけの速い下りのパットは赤いラインの右端まで、強め打って入れたいショートパットや重い上りのパットは赤いラインの左端までと、打ち抜く場所のイメージを変えてみましょう。極端なショートやオーバーがなくなって距離感が合わせやすくなるはずです」(武田プロ)
360° トリプル・トラック テクノロジー
ラインアップは3タイプ
グリーン上でのパフォーマンスを上げてくれる「360° トリプル・トラック テクノロジー」。ラインアップされるのは、風に負けることなく自分の狙いたい距離を狙っていけるとツアープレーヤーから高い信頼を得ている「クロム ツアーボール」、「クロム ツアー Xボール」、「クロム ソフト ボール」の3モデル。
ロースピン中弾道の「クロム ツアー ボール」、しっかりめの打感で中高弾道の「クロム ツアー X ボール」、もっともソフトな打感で高弾道の「クロムソフト」。
スコアアップに、上達に、360°アライメントの入ったお好みのボールを使ってみてはいかがだろう。
PHOTO/Tomoya Nomura
THANKS/平川カントリークラブ