ウェッジ編:フォーティーンが健闘も、ボーケイの牙城は崩れず!
売れ筋/タイトリスト ボーケイSM10
ロフトごとの最適なスピン量を実現させるため、ロフトによって重心位置を変える「プログレッシブCG」を採用。厳しいライからボールを止めるためにスピン量が要求されるロフトの大きいモデルは重心を高く前方に、ある程度のスウィングスピードで振ることが多く、過剰なスピンが要らないロフトの小さいモデルは重心を低く設計。前作と比べて溝を精密化し、特殊な熱処理によって、溝の耐久性を大幅に高めた。
フルショットしやすい「F」、「F」よりもトレーリングエッジを少し落とした「S」、ワイドソールの「K」、開きやすいだけでなく高いバウンス効果を発揮する「D」、テクニックを生かしやすい「M」、トレーリングエッジとトウ・ヒールを大きく落とした「T」と6つのグラインドを用意。
売れ筋/フォーティーン DJ-6
ツアーモデルが上位を占める中、アマチュア向けの「DJ-6」が全店で上位にランクイン。ソールのくぼみを深くした「グランドキャニオンソール」でダフリに強く、軟鉄鍛造のシアターブレード構造で打感とやさしさを両立!
売れ筋/キャスコ ドルフィンウェッジ DW-123 Copper
リーディングエッジの浮きを抑えながらバウンス角をつけたソール形状で芝や砂に刺さりにくく、トウ・ヒール方向も山形にすることで跳ね返りも防ぐ。昨年3月に発売されてからロングセラーとなっている。
パター編:AI旋風はパターにも!
AIが設計した、裏面に複雑な形状を持つ「Ai-ONE・インサート」、「Ai-ONE チタン・インサート」が、オフセンターヒットした際にもボールスピードの低下を抑制。芯で打ったときと比べても、転がる距離があまり変わらず、大きくショートしたりすることを防いでくれる。
売れ筋/オデッセイ Ai-ONE トライ・ビーム
AIが設計したインサートに加え、「トライ・ビーム」で採用された三角形の「ラケットホーゼル」でヘッドを支持。
オフセンターヒットした場合でもフェース面の角度がブレにくく、距離感の面でも方向性の面でも、これまで以上の一貫性、安定性をもたらしてくれる。
売れ筋/オデッセイ Ai-ONE
昨シーズン、話題となったジェイルバード、オデッセイを代表する2ボールなど、全部で12モデルをラインナップ。
ショートスラントの「#7S」は竹田麗央、マイケル・ヘンドリーのふたりで国内ツアー4勝を挙げている。
注目/スコッティキャメロン ファントム5s
ツアーで人気のスコッティキャメロンのマレットタイプ「ファントム」3代目。「ファントム5」はミッドベントシャフト、「5.5」は同じヘッドにジェットネック、「5s」はセンターシャフトのストレートネック。「オーソドックスなセンターシャフトのマレットだが、打感も含めブレードのようなフィーリングがあって秀逸だと思いました」(ギアライタ―・高梨)
===
PHOTO/Tomoya Nomura、Akira Kato
※週刊ゴルフダイジェスト2024年8月6日号「ヒットクラブ発表」より一部抜粋