パリ五輪ゴルフ競技2日目、初日8アンダーで単独トップに立った松山英樹は、3つスコアを伸ばし、ホールアウト。松山はホールアウトした時点で、ザンダー・シャウフェレ(米国)とトミー・フリートウッド(英国)と11アンダーで首位に並んだ。
画像: 初日単独トップに立った松山英樹は2日目、3つ伸ばし首位をキープした(PHOTO/Getty Images)

初日単独トップに立った松山英樹は2日目、3つ伸ばし首位をキープした(PHOTO/Getty Images)

単独トップの松山英樹が18番で大トラブル!

1番ホール、日の丸を掲げる日本のファンが見守るなか、FWでティーショットを放った松山。フェアウェイやや左サイドをキープし、ティーオフした。2打目をピン右手前5mにオン。ジャストタッチでバーディパットを沈めて、9アンダーにスコアを伸ばした。

2番パー3をパーで終えると、3番パー5(558Y)はドライバーでティーショット。フェアウェイやや右をキープし、2打目をピン左手前10mに2オン。そこからイーグルを逃すもののバーディを奪い10アンダーにスコアを伸ばした。

先に回っていたシャウフェレが11番でバーディを奪い11アンダー。この時点で松山はトップの座を明け渡す。

4番ではロングパットを大きくショートし、パーパットを決めきれず、今大会初めてのボギーを叩く。トップと2ストローク、差がひらく。

5番パーのあと、6番パー4では3mのバーディパットを沈め、10アンダーに戻した。

同じころ、トップのシャウフェレは12番の2打目をラフからフェアウェイに出すだけ。3打目もピン寄らず、ボギーを叩き、松山と再度トップタイに並んだ。

7番はティーショットを外し、右のラフから2打目をグリーン左ラフへ。2mに寄せるもパーパットを外し、ボギー。同組のトミー・フリートウッドは10m以上のロングパットを沈めバーディを奪い、9アンダーで松山と並び2位へ浮上。

13番でバーディを奪い11アンダーに伸ばしたシャウフェレを2人が2打差で追う展開となった。

8番はパー。9番パー5ではグリーン手前から3mに寄せるもバーディパットを外し、前半9ホールはひとつ伸ばすだけに終わった。

松山が9ホールを終えた時点で、トップは11アンダーのシャウフェレ、2位は5アンダーから17番までに4つ伸ばしたジョン・ラーム(スペイン)、4アンダーから5つ伸ばしたフリートウッドと松山の3人が9アンダーで並んだ。

後半スタートホールの10番パー4は2mにナイスオン。バーディを奪いトップと1打差。

11番パー3はピンまで174Y。ピン手前8mに乗せ、カップの真ん中からバーディパットを沈めて、連続バーティ。18ホールを66で終えた11アンダーのシャウフェレと並んだ。

しかし、次の12番パー4でティーショットを右の深いラフへ打ち込みピンチが訪れる。3打目残り73Yをピンの奥からバックスピンをかけてピン右手前1.5mに寄せ、パーセーブ。ピンチを凌いだ。

13番パー4(414Y)はドライバーでティーショット。左ラフからピン奥8mに乗せたが、ファーストパットを2mショート。パーパットをきっちり読み切り、12番に続きリカバリーに成功した。

14番パー5(552Y)はFWでティーショット。残り92Yをウェッジでピン右手前5mにオン。惜しくもバーディならず。

15番パー4(405Y)はフェアウェイセンターをキープ。134Yをピン右2mにつけるも惜しくもカップの右縁をすり抜けた。

16番パー3(168Y)、グリーン手前にショートするも、直接カップイン。12アンダーで単独トップに立った。

17番パー4(480Y)はドライバーを手にし、フェアウェイ右サイドをとらえ、2打目は手を離しながらもピン奥2.5mにオン。連続バーディで13アンダーまでスコアを伸ばす。同組のフリートウッドも12アンダーまでスコアを伸ばし、松山に1打差に迫る。

18番パー4(471Y)はドライバーを手にし、フェアウェイ右にプッシュアウト。花が咲く深いラフの地面にボールがスッポリと入ってしまうトラブル。つま先上がりのライからフェアウェイに出そうとした2打目は、飛距離が出ず、またフェアウェイ右のラフへ。3打目はグリーンを囲む手前の池へ入れてしまう。池の手前にドロップした5打目はピン左4mにオンし、なんとかダブルボギーの11アンダーでフィニッシュ。フリートウッドもボギーを叩き、11アンダーで松山、シャウフェレ、フリートウッドがトップタイで並んだ。

明日から金メダルへ残り2日間、世界のトップ選手とのメダル争いが繰り広げられる。

松山英樹のパリ五輪の戦い

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