女子15-17歳の部 宮野 絆央さん(みやの はんな・高校1年生・沖縄県)
宮野さんが初めてのホールインワンを達成したのは8月20日の選考会でのこと。裾野コース6番のパー3、168ヤード。
「ちょっと打ち下ろし、ちょいフォローだったので7(番アイアン)でしっかり打ちました」と。女子高校生が170ヤードを7番? 聞き間違いかと思い7番アイアンの飛距離を確認すると、フラット、無風の条件下で160ヤードとのこと。既に女子プロ並みの飛距離。
「打ったときスジったなとは思ったけど入るとは思ってなくて、打ってすぐティーを取って片付けしてたら同伴者の人が“ボールが消えた”って。グリーンに行ってみたらカップの30cm手前にピッチマークがあったので、多分転がりもせずにワンバンで入ったんだと思います。嬉しかったしテンション上がりました! 」
女子プロ並みの飛距離を誇る宮野さんがゴルフを始めたのは小学2年生のとき。「もともと4歳からフルコンタクト系の格闘技をしてたんですけど叔母の影響でゴルフも始めて、小5まではゴルフと平行してやってました。最初は格闘技のほうを本格的にやってたけどゴルフのほうが楽しくて、気づいたら……って感じです」。
この2日間の調子を聞くと、「アイアンは整ってたなと思います。でもパターが悪くて。一筋違うとかもったいないミスが多くて今日のスコアはイーブン。でもドライバーも飛ぶほうで250ヤード飛ぶし、ティーショットを確実にフェアウェイにおければセカンドはショートアイアンでいけるので、ティーショットとパターがもっと良ければもっといいスコアになるかなと思ってます」。
ベストスコアは70。「ショットはいいのでパター次第でベストは更新できると思います。調子に波があるので、安定してアンダーパーでまわれるようになるのが一つの目標ですが、明日は60台を出します!」と意気込んでいた。残り2日の大会期間中に、ベスト更新(=60台)の報告を聞けるのを楽しみにしたい。