年間5勝の竹田麗央は日本のメルセデス・ランキングでトップを快走中。アムンディ・エビアン選手権でメジャー優勝した古江彩佳は世界ランク1位のネリー・コルダを多くの部門で追随する活躍。日本とアメリカのツアーを代表する2人が、ともに実力を発揮した。
竹田は8バーディノーボギーの64で前半組のトップに立った。
「ティーショットが良くて、セカンドショットもついたところはついたので、長いパットも決まったので、すごく良かったと思います。ベストスコアが64だったので、最後バーディをとりたかったので、とれなかったのが残念です」
最終ホールの585ヤードパー5でカラーから3パットして、バーディを奪えなかったことで、初日を「95点」と自己採点した。
前半組2位の古江は5バーディノーボギーの67のラウンド。
「ティーショットはほぼ完ぺきに近くて、10番はラフに外したんですけど、うまく打てたし、ティーショットも安定してすごくフェアウェイに置けてから狙いやすいショットが多かったかなと。ショットもそこそこ良かったかなと。パットも長いのが1つ入ったりとか、ミドルパットのバーディパットも入ってくれたりしたので、全体的にいい感じだったかなと思います」
久しぶりの暑い日本でのプレーは、日傘やハンディファンなどで対応した。
「ギャラリーさんにもずっと声かけてもらったりで、すごく後押しもされてうまく気持ちも切らさずにできました」
同組で回ったお互いのプレーについて、竹田は「(古江さんは)ショットもパットもすごくお上手なので……。でもプレー中は自分のプレーに集中して回るという感じでした」と話し、古江は「(竹田さんは)飛ばして、あんまり曲がらないという感じで、高い球ですごい寄せてくるイメージがあるので。それにプラスして今日もパターも長いのが入ったり、短いのもぽこぽこ入っていたので、本当付いていかないといけないなと思いながらラウンドしていました」という。
女子プロナンバーワンを決める大会で、日米を代表する2人が同組で争う展開は見どころいっぱい。
後半組との上位争いも楽しみだ。