ソニー日本女子プロゴルフ選手権(かねひで喜瀬CC・9月5~8日)の2日目、初日3位タイの岩井明愛が68で回り10アンダーの2位、妹の岩井千怜も初日13位から9位に浮上。メジャー大会で、双子がともに優勝を狙える位置で、決勝ラウンドに進出した。
メジャー大会の史上初の双子の優勝争いが今週見られる⁉
姉の明愛は初日の6アンダーから10アンダーにスコアを4つ伸ばし、前半組がホールアウトした段階で、単独トップに立った。しかし、本人は物足りなかったようで、
「後半バーディチャンスに結構付いていたんですけど、4mとかの距離がたくさん付いていたのでもう少し入れたかったんですけど……。ちょっと後半悔しいかなっていう気持ちですね」
貪欲な姉は、決勝ラウンドで思惑がある。
「(妹の千怜と)2人で今年まだ最終日、最終組っていうのがないので、したいねっていう話はたまにしているんですけど、やっぱり難しくて。2人で頑張りたいなっていう気持ちはあります」
昨年は、5月の「RKB×三井松島レディス」でプレーオフの直ドラ対決やニチレイレディスで最終日最終組で優勝を争ったりしたが、今年はまだない。
妹の千怜も3バーディノーボギーで6アンダーの9位タイに順位を上げた。
13アンダーでトップの竹田麗央とは姉が3打、妹が7打とまだ差はある。
ただ、スコアが伸びている今大会なら、決勝ラウンドの2日間で優勝を狙えるチャンスは十分にある。
メジャー大会の史上初の双子の優勝争いが今週見られるかもしれない。
撮影/岡沢裕行(ソニーα1/α9Ⅲ使用)
※2024年9月6日17時35分一部修正しました