
大利根CCのコースをバッグに笑顔の安田祐香(撮影/姉崎正)
恩師・坂田信弘プロには「改めて報告に行きたい」

24日、日本女子オープンで会見を行った安田祐香
初優勝の反響は大きかった。祝福のLINEは100件を超え、「LINEはすべて返しました。インスタのDMとか投稿のコメントとか先輩方や友だちには返せましたが、まだすべて出来ていません」。
有名人からの連絡もあった。
「千鳥のノブさんから(DMで)『おめでとうございます』とメッセージをいただきました。小学校のころ『芸人と戦う』というテレビ番組に出たときにお世話になりました」
それから連絡のやり取りをしていなかったが、プロになってインスタをフォローして”交流”ができたという。
小学校というのは、安田が坂田塾の神戸校に入塾して、坂田信弘プロからゴルフのいろはを学び始めたころだ。
7月に亡くなった坂田プロには「まだ報告はできていませんが、改めて報告に行きたいと思います」

17年に日本女子アマに優勝したころの安田。17年の日本女子オープンでは31位タイと健闘した(撮影/大澤進二)
日本女子オープンは5年ぶりの出場。今回は初優勝しての挑戦となる。
「先週は雨のなかのゴルフだったので、スウィングがちょっと変わってしまったところがあるので調整しなければいけないなと思います」
また、プロとしても初出場となる。
「アマチュアのころはナショナルチームで出ていて、お世話になった方に会えたら嬉しいですし、テレビとかで見ていて難しいなという印象です」
大会の難しさについては「グリーンが硬かったり、ラフが長かったり、距離も長めのセッティングだったり、すべて難しいです」
2週連続優勝は意識していないがベストを尽くしたいと、26日初日を迎える大会に気持ちを高めていた。