今回は福島県のヘレナ国際カントリー倶楽部、塩屋崎カントリークラブ、宇津峰カントリークラブの3コースです。
今月から、毎月第1週目はポスティングのアルバイトを定期的にするようにしました。理由は、仕事をまったくしないと、心にポッカリ穴が開いたような、不安感とも寂寥感とも違う、何か気持ちの落ち着かないモゾモゾ感に襲われることに気付いたのです。サラリーマン時代は映画鑑賞にゴルフ場巡りに温泉巡りと、さんざん遊び人間を自認しながら、実際にはいかに仕事大好き人間であったことかと、いまさらながら自覚しているところです。
というわけで、残りの3週のうち移動日を除くほぼ15日分を4週に分けてアップしますので、1回当たり3～4コースの紹介になると思いますがご了承ください。
さて、本題です。
9月15日(日)、イオン水戸内原で原稿を書き終え、17時に出発。太田温泉やまぶきの湯を目指しました。北へ東へジグザグに走って常陸太田市へ、28キロ、40分かかり、17時45分到着。総合福祉会館内にあるはずなのに、敷地が広くて入り口がわからず、諦めかけたら裏口からすぐでした。
地下1351メートルから汲み上げているというナトリウム塩化物強塩冷鉱泉。入っているのは地元のおじいさんばかり。じっくり入って体の痛みをほぐしました。夜間料金600円。
太田温泉を18時半に出発。461号で太平洋側に出て、県道299号を突きあたって国道6号線を海岸沿いに北上。ファミマ北茨城関南店でおにぎり2個、パン2個買い、食べながら運転。19時、道の駅「さとみ」に到着。すぐ寝たものの、外は雨。蒸し暑くて汗びっしょりになり、0時に起きて着替え、再度就寝。道の駅「さとみ」はこじんまりした施設で、駐車は私だけ。真夜中の道の駅にクルマ1台、って、けっこう寂しいし、怖い(笑)。
ランチには満足！ でもルーティンの大切さを知りました(汗)
9月16日(月)、5時起床の目覚ましをかけたつもりが、かかっていなくて6時に飛び起き、すぐ出発。7時10分、ヘレナ国際CC到着。
いつもは2時間くらい前についてゆっくり練習するのに、この日は8時03分アウトスタートなので、練習パットもなし。
ヘレナ国際CCは36ホール可能な広大な敷地に18ホールをレイアウト。ゆったりとしてフラットで、まるで北海道のゴルフ場にいるみたい。OBは出にくいが、池が多く、これがまた広い。2回も入れた。天気は雨。風もあって、距離6180ヤードが長く感じる。いわきグリーンヒルズCCを協和コーポレーションが買収、名称をヘレナ国際に変えた。スタッフに聞いたら、ギリシャ神話の美女のことだそうで「オーナーの趣味ですね」だとか。
ランチに食べたピリ辛スタミナ定食はすごく旨い。追加料金ナシが嬉しい。料理の旨さはいわき市内のゴルフ場のなかでもピカイチと、同伴の3人が口を揃えて証言しました。
ヘレナ国際CCのピリ辛スタミナ焼き定食。数種類のフルーツを漬け込んだ特製ピリ辛ガーリックソースが絶品
地元の岡部正直さん41・41の82。佐藤浩一さんにはランチでビールもご馳走になりました。山内龍さんは佐藤さんと同じ会社で、アグレッシブなプレーでした。スコアは伏せて、ということなので書きません。私はOBもないのに49・48の97。
ヘレナ国際CCでの4人1組。左からはむいち、佐藤さん、山内さん、手前岡部さん
コース内には完成間近に不使用が決まり、いまは廃墟と化したホテルが。映画やドラマやテレビCMで使われているそう。
豪華すぎる廃墟ホテル
13時プレー終了。風呂に入って、車内で仮眠を取り、16時出発。国道6号を真っ直ぐ北へ。途中のファミマで夕食用のチューハイ、納豆、値引きたまごパン、さとうのご飯、ハム、キャベツを購入。買いすぎ1100円。
17時半、道の駅「よつくら港」到着。夕食を摂り、22時まで開いている休憩室で事務作業。
22時就寝。夜中に3回トイレで起きる。駐車場から30メートル先は国道6号線。真夜中もひっきりなしに猛スピードで走る流通トラックの地響きがすごいが、寝ている間は何も感じない。眠いから。頻尿が辛い(笑)。
同伴競技者には恵まれたもののスコアは......
9月17日(火)、4時半起床。5時40分出発。ローソンいわき平沼ノ内店でBIGチリトマトヌードルを買って朝食。県道15号を走り、3キロ、5分で塩屋崎CCに6時半到着。クラブハウスオープンの7時半まで車内で待機。
「8時半に桜コーススタートなのに7時半開場って……」と思いつつ、スルー食事なし4300円は激安。前回、磯子CCと鎌倉CCで合計5万円のプレーフィ出費を緩和してくれて嬉しい。
距離が短く海に近い桜コースと、打ち下ろしや谷越えの多い藤コースをラウンド。桜7番の2打目で、狭くてブラインドなのに強引にグリーンを狙って2OBの9。8番パー5も9を叩き52。このあたりから腕が動かなくなる。結果、後半の藤コースは2番パー3でバーディーを取るも、やはり52でトータル104。
腕が動かなくなった原因は筋トレ不足。週2ペースでジムに通っているのだけど、旅が続いてやらないものだから力が入らなくなる。ダンベルは持ってきていないので、大学時代に教わった筋トレのレジェンド・窪田登教授のアイソメトリックトレーニングを思い出して、器具なしで力を入れ、パンプアップ。アイソメトリックは静的トレーニングなので、満足度が低いのが難点。次回からダンベルをクルマに積んでおこう(笑)。
塩屋崎CC桜3番・343ヤード・パー4
同伴者は3人ともメンバー。荒川さん47・40の87、南さん49・44の93、鈴木さん45・43の88。全員、ていねいにコースの注意点を教えてくれました。とくに南さんはグリーンを狙うときだけ耳元で簡潔に教えてくれ、こういうアドバイスは嬉しい。ずっと喋りっぱなしのゴルファーは有難迷惑。私のスコアがよくなると喋らなくなる、人間らしいけど(笑)。
同伴の皆さんによると、ゴルフ場はアコーディアになるまでは名門で、とくに食事が有名だったが、東日本大震災で料理人を解雇して食事なしのスルー営業に。ただし軽食は安く提供、持ち込みもOKで、オニオンスープと梅干は無料でいただきました。スコアはアカンかったけど支払いは大満足。
12時に終わって、買ってきたおにぎりにスープと梅干で昼食を摂り、風呂にゆっくり入り、14時15分出発。
国道6号線を走り、49号を会津方面に。途中のセブン-イレブンツルハドラッグで夕食の食材を仕入れ、16時に道の駅「ひらた」に到着。自宅に電話を入れたり、反省文を書いたりしたあと、レジ袋に書籍とペットボトルを入れた急ごしらえのダンベルで腕を鍛える。その後、夕食を摂り、21時就寝。
はむいち的アコーディア系コースのランク1位を発見！
9月18日(水)、5時に起きて出発。ローソン郡山谷田川店で卵スープを購入、昨夜の食パンにケチャップをつけて朝食に。再び出発して6時20分宇津峰CCに到着。
7時45分宇津峰コーススタート。宇津峰コースはアップダウンがあり、後半の那須コースはフラット。
写真左／宇津峰CC宇津峰C6番・549Y・パー5。ハンデ1を4オン1パットのパー！ 写真右／宇津峰C8番パー5、奥は磐梯山、その手前は郡山市内
昨日のアイソメトリックトレーニングが効いたのか、43・44の87。福島遠征で初めて90を切る。宇津峰7番パー3、打ち上げの150ヤードをキャスコのUFO88で打って、ピン手前25センチに落ち、カップを掠めて20センチ先に止まり、あわや3度目のホールインワンか!? と思ったほど。「お先に」でバーディ。
昨日は、ゴルフをやめようかと思うくらい体が動かなかったが、少し調子が戻ってきた。私はあまり体幹を使えないので究極の手打ちタイプ。腕の力が落ちるともう地獄です。
宇津峰CCの同伴者。左からはむいち、大友さん、室井さん、加藤さん
スコアがよかったせいもあるが、宇津峰CCはクラブハウス、ロッカー、トイレ、フェアウェイ、グリーンのメンテナンスなど、すべて満点。プレーフィも安く、アコーディア系のゴルフ場ランキング総選挙があれば、私は間違いなくトップに推します。
13時半終了、14時半に出発。49号を戻ってまたいわき市内に。目指すはコインランドリー。国道6号線沿いにある白くまくん四倉店で、たまった6日分を、洗い900円、乾燥300円ですっきり。洗っている間にゴルフばか日誌の下書き。外は雨。18時半コインランドリーを出て、またもや道の駅「よつくら港」に。途中で買ったセブン-イレブンのニンニク醤油漬け、ペヤング超大盛、キャベツ、納豆、酎ハイ、発泡酒で、90切りをひとり乾杯。22時に寝ました。外はまだ雨。寒いです。
●日本のゴルフ場：1062カ所
●今回の総走行距離：たった323キロ
●今回の必要経費：ヘレナ国際CC1万900円、塩屋崎CC4300円、宇津峰CC5525円、ガソリン代5491円、飲食費8390円、洗濯代1200円、ボール代1500円、合計3万7306円
次回は小名浜CC、湯本スプリングスCC、郡山GCを攻略予定です。
Arrange／Kenji Takahashi
「ゴルフばか日誌」のバックナンバーを読む
