タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第46回はユニークな超重量級のタイムレスGSS。

フェースにウェイト? ユニークなセンターシャフト

写真は、オーダーメイドで作られたタイムレスGSSのセンターシャフトモデルである。

画像: 「タイムレスGSS ツアープロトタイプ センターシャフト」数少ないセンターシャフトモデルのタイムレス。370gというヘッド重量を確保するため、センターシャフトの中では長めのネックが採用されている。ちなみに、「MADE IN U.S.A.」は、キャメロン氏お気に入りの刻印

「タイムレスGSS ツアープロトタイプ センターシャフト」数少ないセンターシャフトモデルのタイムレス。370gというヘッド重量を確保するため、センターシャフトの中では長めのネックが採用されている。ちなみに、「MADE IN U.S.A.」は、キャメロン氏お気に入りの刻印

センターシャフトのタイムレスは数が少ない。が、それにも増して、このパターはかなりユニークな仕様になっている。

まず、ヘッドの重量が370gもある。通常のタイムレスのヘッドが340~350gであるから、その重さの違いはかなりのものである。これは、オーナーがシャフトを極端に短くして使いたかったからだという。

画像: トウには、素材のGSS(ジャーマンステンレススチール)と、ヘッド重量を表す刻印が

トウには、素材のGSS(ジャーマンステンレススチール)と、ヘッド重量を表す刻印が

画像: フェースに、タングステンのウェイトが配された、非常にユニークなデザイン。フェースには製作年とオーナーの名前が入っている

フェースに、タングステンのウェイトが配された、非常にユニークなデザイン。フェースには製作年とオーナーの名前が入っている

また、通常はソールに配されるウェイトが、フェースに埋め込まれている点も見逃せない。これは、「以前、今田竜二プロがこれと同じウェイトポジションのパターを使っていて、カッコよかったから」(オーナー談)だとか。

ウェイトをフェースに配して重心になったぶん、ミスヒットにはシビアになっていそうだが、それもこのパターの魅力のひとつと言えるかもしれない。何より、ここまで個性的でユニークなキャメロンは、ほかにはそう見当たらないのだから。

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロンゴルフギャラリージャパン

※週刊ゴルフダイジェスト2024年10月15日号「キャメロンマニア宣言」より

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