10月31日から4日間の日程で開催されるJLPGAと米LPGAの共催大会「TOTOジャパンクラシック」。米LPGA選手として出場する渋野日向子は今週から新パターを投入するようだ。みんなのゴルフダイジェスト特派記者でプロゴルファーの中村修が現地からのレポートをお届けします。

水曜日の今日はプロアマ大会が開催され、選手は9ホールだけアマチュアとプレーしました。午前スタートの渋野日向子選手は、同伴プレーヤーと和気あいあいとプレー。ただ、じっと見るとグリーン上で何やら見たことがないツートンカラーのパターを握っていました。

画像: 今週手渡された「プロトタイプ」のパターを早速実戦投入する渋野日向子

今週手渡された「プロトタイプ」のパターを早速実戦投入する渋野日向子

練習後に見せてもらうと「プロトタイプ」ということでピンのツアー担当者からも詳細は教えてもらえませんでしたが、よく見るとフェースインサートに見覚えがありますよね。全英女子オープンを制したピン「シグマ2」のフェースインサートによく似ています。

渋野選手に聞いてみると「シグマ2っぽくて良い感じです」とのこと。確かに「シグマ2」っぽいので、もしかしたら後継モデルなのかと想像もふくらみます。ツアー担当者によると「手渡したのは今週に入ってから」とのこと。調整してすぐに実戦投入ということは、パターだけにピンと来たのでしょうか。

画像: ピン「シグマ2」によく似たフェースインサートを持つ

ピン「シグマ2」によく似たフェースインサートを持つ

形状はオーソドックスなピン型ですが打感は「シグマ2」と比べて変化があるのか気になるところ。

練習グリーンでは原英莉花選手としばらくおしゃべりした後にグータッチでお別れすると、コンビを組む佐々木キャディの決めた位置からカップインを狙う練習をみっちりと行っていました。

画像: 練習グリーンで久しぶりに再会した原英莉花としばらくおしゃべりした後にグータッチで互いの健闘を誓った

練習グリーンで久しぶりに再会した原英莉花としばらくおしゃべりした後にグータッチで互いの健闘を誓った

会見でゴルフの調子を聞かれると「基本的にはショットの精度どうこうというところに向けていないので、10 ヤードのアプローチを大事に練習しているかなという感じです」と調子は良くないというコメントでしたが、既報の通りスウィングは確実に良い方向に向かっていると思います。

雨の影響もありグリーンはソフトで止められるコンディションですが、傾斜のあるグリーンで新パターがどんなパフォーマンスを見せてくれるか、注目していきましょう。

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