"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中の6月末でサラリーマン生活を卒業した木村公一さん。自身を漢字から「はむいち」と自己紹介する。漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんこと浜崎伝助が「釣りバカ」なら、はむちゃんは「ゴルフばか」。そんな「はむちゃん」の痛快(!?)ゴルフ人生を綴った「ゴルフばか日誌」の第37話目です!

今回は、青森県の青森スプリング・ゴルフクラブ、津軽高原ゴルフ場、びわの平ゴルフ倶楽部の3コースを攻略しました。

画像: 青森スプリングGCの練習グリーンとクラブハウス

青森スプリングGCの練習グリーンとクラブハウス

今回の青森の3ラウンドは全部1人プレー。ふつう、1人予約は1人の場合は不成立が常識ですが、青森のこの3コースは当初から1人予約がOKとの告知があって助かりました。ちなみに私は、1人きりプレーを過去に10回経験していますが、3日連続は初めて。1人プレーは誰も見ていないのでインチキするだろうと勘ぐる人がいますが、逆にルールにシビアになる。6インチも雨でぐちゃぐちゃの状態以外はノータッチ。そこをいい加減にしない。生涯全ラウンドで平均90切りを目指す私のゴルファーとしての矜持です。

さて前回、14日に秋田北空港クラシックゴルフ倶楽部でラウンド後、弘前市のすたみな太郎で1人祝勝会をしたところまで紹介しましたね。今回はその続きです。

方言っていいよね~~。

1人祝勝会のあと、TSUTAYAで立ち読みして時間を潰し、隣のダイソーでハチミツ、サバ缶、ボクサーパンツを購入して出発。20時10分に青森県北津軽郡鶴田町にある、道の駅「つるた 鶴の里あるじゃ」に到着。ダイソーで買ったサバ缶をおかずに、食パンにハチミツを塗って夕食を摂り、23時に就寝。

10月15日(火)、5時起床。県道125号を走って6時に青森スプリングGCに到着。スタートはインの8時14分。

旧ゴルフ場名は「ナクア白神GC」だそうで、岩木山の山麓にあり、日本海を眺めながらプレーできる至福の18ホールなんだとか。でも霧のために1日中海は霞んで見えず。残念。グリーンは、奥から触るだけで下まで転がるし、うねっているし、難しい。しかも1人ゴルフなので、誰かのラインを参考にすることもできず、3パット2回。結果、47・49の96

画像: 練習場で3Wの打ち比べ

練習場で3Wの打ち比べ

スルーで終わって12時、軽食のカツサンドを食べ、練習場で1時間ほど最近買った中古の3Wを5本並べて打ち比べ。やっぱりフォーティーンが一番合うかなあ。

風呂は、隣のホテルの鰺ヶ沢高原温泉にゆっくり1時間半も入浴。最近は、テレビの影響かどこに行っても言葉が通じないことはないが、生粋の青森弁だけは理解不能。とくに風呂で地元に人同士が話しているのは日本語に聞こえない。

いや、悪口じゃないよ。いいなあ、って思うの。地元の人が道ですれ違って「どさ?」「ゆさ」ってわかる? 「どこに行くの?」「風呂に行く」の津軽弁だと。いいよね~。

15時に青森スプリングリゾートホテルを出て、岩木山とりんご畑を眺めながら道の駅「ひろさき」へ。国道7号線→やまなみロードを北西に50分走って、16時半到着。途中のローソンで買ったでかまるカップ麺、ソーセージ、納豆に自宅から持参のビールとワインで夕食。日誌を書いて22時就寝。ラウンド後、ずっと雨。夜中もしんしんと雨。

見栄を張らずに白ティーでまわっておけば……(笑)

10月16日(水)、5時起床。大雨でクルマの外に出られない。車内で待機して6時半出発。すぐそばのローソンで、天ぷらそばのカップ麺を食べ、津軽高原Gに7時到着。レストランで朝食サービスのトースト、コーヒー、ゆで卵をいただき、8時20分アウトスタート。やっと雨が止む。

ここもアーノルド・パーマー設計。八甲田山を望む雄大なロケーションに、楽しいゴルフ場をコンセプトにレイアウトしたそう。どれが八甲田連峰か、聞く人がいないのでわかりません(笑)。とにかく広々して気持ちがいい。

画像: 津軽高原ゴルフ場の練習グリーンとクラブハウス

津軽高原ゴルフ場の練習グリーンとクラブハウス

画像: お昼は海老の卵とじ重、追加料金なし

お昼は海老の卵とじ重、追加料金なし

前半の6番ホールから晴れてきて暑いくらい。「レギュラーは青です」とスタッフに言われて青ティーから、47・41の88。見栄を張らずに白ティーから打てば80台前半が出たのに(笑)。

広くてアップダウンが少なく、景色のいいゴルフ場。季節柄どんぐりの実がたくさん落ちていて、滑って転ぶ人も多いとか。

13時半終了。14時半コースを出発。県道12号を30分走って、コインランドリーのせんたくウサギ黒石店で洗濯。16キロ600円で38分、乾燥機で30分。その間に日誌を書いて17時半出発。県道13号を走り、102号を十和田湖方面へ。途中のローソンで夕食の食材を買い、18時15分、道の駅「虹の湖」到着。夕食を摂り、20時に就寝。

10年後も元気に青森に来ます!

10月17日(木)、5時に起きて6時に出発。昨日のローソンで朝食を買い、6時50分びわの平GC到着。8時8分スタート。

画像: びわの平GCの練習グリーンとクラブハウス

びわの平GCの練習グリーンとクラブハウス

前日の津軽高原Gは、リモコンの自走カートだったので、18ホールを乗らずに歩いて万歩計は1万6千歩。びわの平GCは運転カートでフェアウエー乗り入れOKだが、1万9千歩。スコアがいいときのほうが、歩数は少ないことを改めて実感。

2番のパー4、2打目でグリーンを見たらピンフラッグがない。あれっ、別のグリーンか? それとも目が老化したか? とりあえず真ん中に打って近づいたら、前の組の1人プレーの人が抜いたまま放置していた(笑)。

前半43で回ったので、90切りは楽勝のはずなのに、後半、ダボ3連発で49の計92。

1人プレーのメリット・デメリットはーー
(利点)プレーに集中できる。他人が居ないので対人ストレスがない。気を遣わずに済む。自分のペースで回れる。
(欠点)モチベーションを保つのが難しい。グリーンのライン読みが大変。対抗心が出ないので自分との戦いになる。大雨やアクシデントがあったときに心細い。

13時に終了。風呂は琵琶の平温泉で45.6度の高温泉。ゆっくり入って14時に出発。キャディさんたちに「また来てよ」と声をかけられ、「全国のゴルフ場を制覇したら、10年後に来ます」と返事。10年後、元気に青森を訪れるためにも健康に留意しなきゃ(笑)。

画像: 本場青森で買うりんごは破格の値段!

本場青森で買うりんごは破格の値段!

当初は、18日も秋田県でラウンドする予定だったが、1人予約が成立せず、一旦、我が家に帰ることに。ただ、ダイレクトに帰ると850キロ、16時間ぶっ続けの運転になる。それは63歳には到底無理なので、翌日夜までに帰ることとし、とりあえず新潟目指して走る。

山道を下り、国道454号→大舘方面→国道7号→国道105号→秋田市→国道285号を経て17時半、やっと道の駅「五城目」へ。1時間休憩して、再び7号線を秋田へ。

さらに日本海東北自動車道の無料区間のみ、通算3回乗ったり下りたりして、再び7号線に戻り、酒田市を抜けて道の駅「笹川流れ」に到着。眠くて到着時間を確認する余裕もなく爆睡。

10月18日(金)、5時起床。6時15分出発。国道345号線を走り、村上市→胎内市→新発田市→7号バイパスで新潟市へ。さらに国道116号を燕市→柏崎市→国道8号→国道18号で長野方面に向かい、長野市内通過が14時20分。あとは、いつのも19号をひた走り。松本→塩尻→木曽→岐阜。中津川のすき家で20時すぎに遅い夕食の牛丼大盛を食べ、食後休む間もなく、恵那→瑞浪→土岐→多治見→春日井を経て22時7分、無事清洲城に到着しました。

愛知は暑い。青森の寒さが早くも懐かしい。

●日本のゴルフ場:1080カ所目
●今回の総走行距離:999.7キロ。ちなみに10月5に出発してから19日までの15日間で、総走行距離は2278キロ。車中泊は14日連泊。プレーは11回。
●今回の必要経費:青森スプリングGC8120円、津軽高原G1万840円、びわの平GC1万2730円、ガソリン代1万9992円、飲食費1万1039円、合計7万5931円

次回は花吉野CC、メイプルヒルズGC、飛鳥CC、デイリー信楽CC、ゴールド福井CCを予定しています。

「ごるふバカ日誌」の最新バックナンバーはこちら

This article is a sponsored article by
''.