12月12日から14日までリヤドGC(サウジアラビア)で開催される同大会は、最終日の2ラウンドを含めた4ラウンドで、ストロークプレーによって行われる。木曜日の第1ラウンドで上位20位タイの選手が第2ラウンドへ進出し、第2ラウンドは第1ラウンドを免除された選手が加わり、さらに上位20名に絞られ、最終日は1日36ホールを回る。
なお、第1、第2ラウンド終了後のスコアはそれぞれリセットされる。発表によれば「優勝者は20万ドル(約3000万円)の賞金に加え、25年のLIVゴルフリーグへの出場権が与えられる」とのこと。
上位10名にはアジアンツアーの高額大会「インターナショナルシリーズ」全戦の出場権が与えられるというのは良いとして、LIVゴルフへの参戦が“より狭き門"になったのだ。
発表にあたり、CEO兼コミッショナーを務めるG・ノーマンは、「LIVゴルフプロモーションは、世界中にいる新進気鋭の選手やトップ選手たちに“人生を変えるシーズンを経験する”新たな道を提供する」と語っている。
なお、インターナショナルシリーズランキング1位にもLIVゴルフの出場権が与えられるが、11月の最終戦を残し、現在アメリカのJ・キャトリンが首位を独走中だ。出場資格は前年と同様。
日本ツアーからは11月19日時点での賞金ランキング10位以内の5名に第1ラウンドの出場資格が与えられ、賞金ランキング上位3名および24年シーズンの優勝者に第2ラウンドの出場資格が与えられる。
昨年は香妻陣一朗が同大会に出場し、73名中3枠という狭き門を通過している。今季LIVゴルフリーグの全戦に出場し、約3億円の賞金を手にした香妻だったが、最終のポイントランクは45位で、トレードかリーグ放出の「オープンゾーン(25~48位)」となってしまった。
自身はリーグ残留の意向を示しているがどうなる? ほかにも国内ツアーから“LIV行き”の選手が出るのだろうか。
※週刊ゴルフダイジェスト11月19日号「バックナイン」より