
左からジュニアイベント発起人の進藤大典氏、木下陽菜子さん、清水心結さん、川口史さん、沖田雫さん
高校の部の男子優勝者には副賞として2025年のプロトーナメントの出場権(大会調整中)を、女子優勝者にはJLPGAツアー『ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント』が付与され、進藤大典がキャディを務める予定となっている。
また高校女子の部の2位と3位、中学女子の優勝者には『ゴルフ5レディス』の主催者推薦選考会(マンデー)の出場権を付与されるなど、ジュニアゴルファーにとって大きな特典が得られるなる大会だ。
18ホールのステーブルフォード方式(ポイント加点制)で行われた今大会は、高校男子の部は、川口史(千葉黎明高3年)、高校女子の部は、清水心結(代々木高1年)、中学男子の部は沖田雫(佐倉市立井野中3年)、中学女子の部は木下陽菜子(津市立久居中学1年)が優勝した。

ジュニアゴルファーへ熱い想いを語った進藤氏
発起人としてジュニア大会を開催した進藤氏は、ジュニア育成について熱い想いがある。
「松山英樹選手のキャディを6年間(2013年から2018年)やらせてもらって、本場アメリカ(PGAツアー)のレベルの高さや環境、ホスピタリティとかすべてが世界一。すごい環境を見させてもらいました。松山選手が世界ランキング2位になったときにも担がせてもらっていました。そういう世界での経験を次の日本のジュニアの子たちにどういう風に伝えられるのかなと考えたときに、ジュニアの大会を開いて応援したいなというのが一つでした。
この大会をやることによって世界への架け橋に。いつかPGAツアーの選手とジュニアの子が一緒に戦ったり、アメリカの試合に出られたりするような架け橋になる大会にしたいと思っています」
今年パリ五輪で銅メダルを獲得した松山のように、将来子どもたちが憧れる選手が誕生することを願い、進藤氏は今後もジュニア育成に力を注いでいくつもりだ。