今週のVISA太平洋マスターズから日本シリーズまでの男子ツアーの残り4戦は高額賞金大会となり、賞金王争いも熾烈を極めそうだ。
画像: 賞金王を目指す平田憲聖が契約先のミズノから特製アイアンヘッド型トロフィを贈呈された

賞金王を目指す平田憲聖が契約先のミズノから特製アイアンヘッド型トロフィを贈呈された

現在男子ツアーの賞金トップはただ一人1億円を突破した平田憲聖(1億732万7279円)。2位は9620万7222円の金谷拓実、3位は7999万595円の木下稜介、4位は7720万1707円の今平周吾と続く。

残り4戦の優勝賞金はVISA太平洋から、ダンロップフェニックス、カシオワールド、日本シリーズまでオール4000万円。最終戦まで出場するすべての選手に逆転のチャンスは残っている。とはいえ、トップに立つ平田が、もっとも賞金王に近い存在というのは間違いない。

画像: パナソニックオープン優勝のトロフィーは「T22ウェッジ」、Shinhan Donghae Open優勝のトロフィーは「JPX923TOUR」

パナソニックオープン優勝のトロフィーは「T22ウェッジ」、Shinhan Donghae Open優勝のトロフィーは「JPX923TOUR」

ミズノは優勝した契約選手に、自社製のアイアンヘッド型トロフィーを贈呈するのが恒例となっている。

今季4勝を挙げている平田も契約選手のひとりとして、セガサミーカップとフジサンケイの2勝分はすでに受け取っていた。しかし、Shinhan Donghae Openとパナソニックオープンの分はまだ届いていなかった。

「選手が使うアイアンの同モデルのヘッド型トロフィーを自社で製作しているため、優勝が続いて時間が追い付かず、VISA太平洋の練習日に手渡すことになりました」とクラブ担当者。

太平洋御殿場GCの18番グリーン近くで担当者による”贈呈式”が行われた。

2つのトロフィーを受け取った平田は、賞金王への想いを強くした。

「調子がいいので、また勝って、目標にしている賞金王を取りたいと思います。残り4戦のなかでは、フェニックスのように木に囲まれた狭いコースが得意なので、優勝できたらいいですね」

賞金王争いをリードする平田がそのまま逃げ切るか? 逆転のドラマが巻き起こるか? 男子ツアーの高額賞金をめぐるマネー争奪戦は見逃せない!

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